宮沢喜一元首相の訃報

本日、宮沢喜一元首相の訃報が伝えられました。死因は老衰で、87年の生涯でした。


戦後、当時の蔵相・池田勇人氏が講和条約締結に向けた下準備の為の訪米するとそれに同行して能力を発揮し、その後政治家として主要閣僚を歴任した後に、72歳で首相の座を射止めました。

しかし、経済対策や政治改革で後手後手に回った挙句、野党から提出された不信任案に羽田派が賛成し、解散・総選挙でも過半数を確保できず、圧倒的な第一党であったにもかかわらず、党内の内部対立の隙に8党会派連立の細川内閣に政権を奪われてしまいました。

就任時から「自民党総裁も15代目」と、足利・徳川将軍がいずれも15代で途切れた事を念頭に揶揄されていた事が現実になったわけですが、結局この人は、政治家というよりも評論家としての方が能力を発揮できただろうに・・・というのが個人的な感想で、政治家としては、発言力はあっても責任の少ない立場で使われるという形が一番適していたように思います。

その英語力、経済に関する知見などは一流であっただけに、理論としては正しくとも政治家としてはあまりに無責任な発言を繰り返し、時に道化的な姿を呈していたのが勿体ないというか残念でした。

彼が首班にならなくても済むような、彼を使いこなせる人材が同時代に居たならば・・・と、詮無き事を思うのでありました。


読んで頂いてありがとうございました。
今回はこれにて。
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