ソショー×ル・マン

やっとの事で、07-08シーズンのCSでのサッカー放送の概要が固まりました。

スカパー:07/08シーズンの欧州サッカー放送について
J-SPORTS:イングランド・プレミアリーグ放送権獲得
J-SPORTS:ブンデスリーガ/アルゼンチンリーグ/クラブTVについて

日本人選手が二人所属するドイツ・ブンデスリーガの放送が無いのが意外でしたし、クラブTVが無くなるのは個人的に残念ではありますが、放送が観られるだけでもほっとしています。

第一節が終わっただけですが、イングランド・プレミア・リーグでは、ロイ・キーンが監督デビュー戦を勝利で飾り、新オーナーが話題を集めたマンチェスター・シティも開幕白星。移籍2選手が点を決めたチェルシーや大型補強を果たしたリバプ-ル、アンリやリュングベリが抜けたアーセナルも白星発進と幸先のいい一方で、マンチェスター・ユナイテッドはドロー&ルーニーの骨折と、話題に事欠かない状況だけに、おそらく毎節2試合とは言え、放送があるのはとても楽しみです。

まずは、8/19のリバプール対チェルシー戦に注目ですね、って何かミーハーっぽいですが(笑)。


さて、放送権を巡る争いが長引いたお陰で、先週末に生放送があった唯一のカードになってしまったのですが、フランス・リーグ・アンのソショー対ル・マンの試合を観たので、忘れないうちに感想を書いておきます。


松井大輔選手が所属するル・マンを昨季まで率いていたフレデリック・アンツが監督に就任したソショーとの一戦は、思いがけない展開になりました。

前半の1/3ぐらいのところで、接触プレイで目を痛めたFWのグラフィッチ選手が退いてデ・メロ選手が入ったのですが、これが思いがけない結果をもたらす事になります。


グラフィッチ選手とデ・メロ選手を比較すると、「自分が」という意識の強いグラフィッチ選手は、サイドの選手がスペースを使いたい時にサイドに流れて来るなど他の選手と動きが重なる事がしばしばあるものの、ボール・キープや決定力という点では、このチームの中で頼れる存在です。

一方のデ・メロ選手は、周囲のお膳立てに上手く乗る事はできるのですが、基本的なポジショニングやトラップ・キックが雑な時があって、なかなか決めきれない印象があります。

しかし、この日は一点目のPKで気分が楽になったのか、思い切りのいいプレイが増えて、それが好結果に結びつきました。


松井選手については、サイドからの正確なクロスが、相手チームの脅威となる事を何度も証明していました。

ドリブルで相手選手を完璧に抜き去っていたわけではありませんが、その独特のリズムで相手をかわして決定的なクロスを供給するだけで、チームにとっては充分なんですよね。

敵の選手を完全に振り切っていなくても、時には2~3人を引き付けてパスを出せていたわけで、際どかろうが何だろうが、相手より一瞬でも早ければ良いわけですから、この調子を維持して欲しいものです。


敢えて注文を付けるとすれば、相手の守備がそれなりに整っている状態でボールを受けた時に、攻めの起点となる様なプレイ、いわゆるゲーム・メイクにも、もっと積極的になって欲しいと思ったのが一つ。

あと、裏への飛び出しの時に、ピッチ上を俯瞰して危険な場所に飛び出す動きは素晴らしいのですが、相手の守備陣も自チームの穴にはすぐに気が付くわけで、間に合わないまでもパスのコースは切る動きを見せます。

相手DFがそんな動きをする前にパスを出せる広い視野の持ち主は、ル・マンでは松井選手自身を除くとボランチのクタデュール選手ぐらいで、大抵は無駄走りになる事が多いのですが、パスの出し手に一層頑張ってもらうだけでなく、受け手である松井選手としても「相手DFとの駆け引き」という要素をもっと取り入れて、動きに磨きをかけて欲しいな、と思ったのでした。

この辺りの組織的な動きは、Jリーグにも良いお手本がいっぱいありますね。Jはプレッシャーが弱いという意見もありますが、そもそもプレッシャーが弱いところで出来ない事が、プレッシャーがあるところで出来るわけがないですし、文句を言う前に良い動きを参考にする事を考えて欲しいものであります。


そういえば、解説の遠藤さんも松井選手については色々と更なる期待を述べておられましたが、それを全部こなそうとするとスタミナがいくらあっても足りない気が・・・(笑)。自分も色々と書きましたが、まずは今の調子を持続させる事を第一に、そしてその長所を損なわない形で、プラス・アルファを考えて欲しいと思ったのでした。


しかし、ル・マンではクタデュール選手が良いですね。彼が上がった後の守備がとても怖いのですが、ボール・キープやパスのセンスを観ていると、もう少し攻撃にも加われる環境でプレイさせてみたい気もします。イニエスタ選手みたいなプレイヤーになって欲しいところですが、今後に期待しております。

そして、チームとしての連動性はまだまだですが、局地での連携は昨シーズンよりも良くなっていると思うので、ガルシア監督の手腕にも期待しております。


最後に、対戦相手のソショーというかアンツ監督について。

怪我をしたわけでもないのに前半から選手交代をする謎采配が相変わらずで、何だか懐かしい気持ちになりました(苦笑)。

ル・マンでの仕事から、彼が組織立った動きをチームに導入できるとは思えないので、選手を鼓舞したり、コンディションの良い選手を思い切って起用するなど、個人能力を出来る限り発揮しやすい起用が出来るか否かが焦点になりそうです。

ただ、今回のホーム初戦では、アンラッキーな部分は幾つかあったものの、試合を支配していたのがアウェイのル・マンだったのは確かで、アンツ監督のやり方がチームに浸透するまでサポーターが待ってくれるかどうかが気がかりです。

とはいえ、選手個々の能力は高いのだし、UEFAカップでも頑張って欲しいものです。



長々と書いてしまいましたが、読んで頂いてありがとうございました。
今回はこれにて。


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コメント

クタドゥール、次節のボルドー戦は欠場らしいです。
なんでもソショー戦で膝を負傷したとか…。

松井もアイシングしてたね。


アンツ監督、ルマン戦以外では頑張って欲しいね。

そしていつか、キックオフ時に6人くらいがハーフウェイラインに並ぶ、すっかりアンツ色に染まったソショーを観たいです(笑)。

クタドゥール選手不在は痛いですね。。
松井にパスを出してくれる選手が・・・(^^;;)。

イケイケ状態のアンツはある意味面白いので観てみたい気もしますが、しかしそうなると松井は移籍しなくて良かったなと、心から思えてしまうかもしれませんね(笑)。
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