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京大の話2など

タイトルからして、とある友人から「コラーッ」というお叱りの声が飛んできそうなやる気の無さですが(笑)、連日の報道に心底うんざりしつつ、前回の補足などを簡単に書き残しておきます。


■逮捕者について

前回、自分は「事件が引き起こす影響の大きさに見合った刑罰が与えられるべきなのだろうな」と書きました。その気持ちは今も変わっていないのですが、想定していたのは「数年間のセンター試験受験資格停止」でした。つまり、仮に逮捕者が罰金刑とか、執行猶予付きであっても懲役刑といった刑事罰を受ける事になるのであれば、個人的には違和感を覚えます。。(ちなみに、制限をセンター試験に限定する事で、逮捕者の情報提供を最小限に抑えられ、かつ現実的に殆どの大学に受験できない事になるかな?という意図です。)


自分が考えていた数年間の受験禁止はかなり厳しい措置だと思いますが、抜け道が無いわけではありません。例えば海外への留学もその一つですし、報道から伝わって来る逮捕者の印象として、費用の点では大丈夫ではないかという気もします(実際のところは判りませんが)。

その他にも、例えば防衛大学という選択肢もありますし、曲がりなりにも京大を受験しているのだから、防衛医科大学に挑戦するのも無謀ではないような。。この辺り、詳しい事を調べる気はないので適当ですが、カンニング=犯罪という認識が広まると同時に、それに対する罰が試験関係に限定される方向を願っています。


最後に、言うのも馬鹿らしいですが、逮捕者の個人情報が色々と飛び交っている事には、とても強い違和感を覚えます。東京在住の複数犯などといった飛ばし記事が多かった事にも、普段の報道とは違った妙な盛り上がりを感じました。一方で、特にまだ試験が残っている他の受験生を(更にできれば、来年以降に受験する高校生以下の学生の事も)慮った対応を求める声が、自分が聞く限りは少なかった事も残念でした。


■京大の対応について

前回、「この事件のみを根拠に、最近は京大もレベルが云々などと言い出す輩はどうにかして欲しい」といった事も書きました。これは、京大に限らず、過去に大学生が不祥事を起こした場合に何故か大学まで叩かれる事が多かったのですが、そうした傾向を意識してのものでした。ある程度以上の数が集まると、人間性という点で問題のある人が一定数含まれるのは仕方のない事で、それでもって組織全体を批判するのは間違っているのではないか?という事です。

更に、今回の件は、受験生が引き起こした(と考えられている)事件です。また、前回紹介したネット上にあった京大対策によると、センター試験による足切りの基準は低めに設定されている(二次の比率が高い)らしく。つまり、未だ大学に属しておらず、かつ合格に届かない程度の学力しかない受験生という可能性もありえるのに、それを根拠に大学そのものを酷評できるのか?と思ったのでした。


しかし、数日を経ないうちに少し後悔したのは、今回の大学側の対応が残念だった為でした。警察に捜査の協力を求めるのは構わないと思いますし、今後セキュリティ面を外注する事になったとしても、反対はしません。(今回の事件で入試のコストが急激に跳ね上がった事は、特に中小大学の立場から論じられるべき事だと思いますが、それはここでは触れないとして。)

より詳しく言うと、ネット上のログや携帯の登録者情報の提供といった、大学が依頼をしても難しい部分で協力を要請するのは構わないと思います。(とはいえ、これらの情報が今回すんなりと提供された事自体、念入りに論じられるべき問題ではあるのですが。。息苦しい未来は避けて欲しいものですね。)

問題なのは、今回の逮捕者が特定された時点で、その受験生に自ら向かい合う姿勢が大学側からまるで感じられなかった事。ここを警察に任せている現状は、特に伝統的な京大の気風を考えると、なんだかがっかりさせられます。


問題発生の当初から、京大は自らを100%の「被害者」と主張して、その責任を放棄していました。この場合の責任とは、入試に関わる全ての事柄を円滑に実施する事に対する責任です。識者の中には、これを指して「大学自治の放棄」と捉える方もおられますが、それらの論調は大学に100%の責任を求めている事が多い気がします。

自分の考えとしては、大学は、今回の事件に対して世間が求める責任のうちの幾分かを負担すべきではないか、と思います。その責任の全てを大学に押し付けて逮捕者その他を擁護する意見と、一人の実行犯に責任を負わせて大学の対応に無言の是認を与える意見と、何だか極端なものが多い気がしますが、将来の改善を見据えた結論に落ち着いて欲しいものですね。


■おしまい

実現の可能性は無かったと思いますが、もしも京大が「採点作業を通して、不正な行為を行った者の答案は、大学の名前にかけて必ず見つけ出します!」とか宣言していたら、自分は熱烈な声援を送っていたと思います(笑)。それはとてもリスクが高く、合格発表後に一人でも不正合格者が見付かった時点で権威が地に落ちるので、まずありえない事ですが。。

今の自分が期待しているのは、これも実現の可能性は低いのですが、「仮に合格発表後に不正合格者が見付かった場合、世間が求める我が大学の水準に相応しい学力に達するまで、該当者に徹底的な教育を実施します!」とか言って欲しいなぁと。

いずれもマンガ的な発想で申し訳ないですが(苦笑)、合格者の選別と学生に対する教育という点において、流石だなぁと思える対応をして欲しかったなと。過去形で申し訳ないですが、今後の対応によっては謝る用意はありますよと偉そうな事をほざいたところで、この話題はこの辺で。

もう少し違う話にも発展させたかったのですが、長くなったのでここまでにしておきます。今日はこれにて。


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