アルメリア×レアル・マドリード

昨日に続いてサッカーの話。つい先日行われた「リーガ・エスパニョーラ 2011年1月16日 UDアルメリア vs. レアル・マドリッド」について簡単にまとめておきます。


・先発

1.カシージャス
17.アルベロア、18.アルビオル、4.ラモス、12.マルセロ
24.ケディラ、14.アロンソ
22.ディ・マリア、23.エジル、7.ロナウド
8.カカー

例によって前の三人(23、7、8)は入れ替わりが激しく、それは意識的な部分もあればお互いの意図がかみ合わない故という部分もあり、難しいところです。ロナウドの1トップという表記が無難かと思いますが、監督が目指しているのはカカーの0トップではないかな?と個人的に夢想する事もあって、上記のようにまとめてみました。

つまり、攻撃時にはディ・マリア(時々エジル)とロナウドがカカーを追い越して2トップのような形になり、守備時にはエジルが中盤センター、ディ・マリアが右サイド、ロナウドかカカーが(近い方が)左サイドを見るのが基本かなと思いました。やや強引に対応させると、メッシ→カカー、ペドロ→ディ・マリア、ビジャ→ロナウド、という感じでしょうか。ついでに言うと、中盤は逆三角形のバルセロナに対応させる意図があるようにも見えますね。守備時にエジルがブスケツを見つつ、シャビ&イニエスタと応対する中盤底の二人をフォローするなど対人意識を高めながら、ゾーンへの切り替えの判断を追及していく未来なのかなぁと。

現状では、ポジションが流動的であるが故に味方まで混乱している様子が時おり伝わって来て、さすがに完成の域にあるメッシの0トップには及びませんが、今後の洗練が楽しみな形ではありますね。


・後半9分:8.→9.ベンゼマ、4-2-3-1

1
17、18、4、12
24、14
22、23、7
9

0-0の展開でカカーに替わって入ったベンゼマは、この日は1トップの意識が強かった印象で、安心して4-2-3-1と言える形になっていました(苦笑)。もちろんサイドに流れたり中盤に顔を出してボールに絡んだりする場面はありましたが、概ねはトップで待つ形が多かった気がします。尤も、それによってトップに侵入してきたロナウドたちと重なってしまうシーンもちらほらあったのが難しいところですが。。


・後半19分;18.、12.→2.カルバーリョ、11.グラネロ、3-4-1-2へ

1
17、2、4
11、24、14、22
23
7、9

先制を許した直後に二枚替え。この日はマルセロを下げてグラネロを右サイドに投入し、ディ・マリアを左に回しました。やはりディ・マリアは使い勝手が良いんでしょうね。前線はロナウドがはっきりベンゼマと並んで2トップの位置にいました。

少し興味深いのは、もちろんポジションチェンジやセットプレイの後などに二人が同じサイドで絡む場面もあるとはいえ、基本的にディ・マリアとロナウドを離して配置している事。彼らの突破能力に信を置いている事が伝わって来ますが、他の選手との連携という点はどうなのかな?という疑問は少し残ります。つまり、守備面から考えてディ・マリアを左に回し、それ故にロナウドは右に回すという流れだと思うのですが、サイドバックや中盤の選手との連携という点ではどうなのかなと。

何と言ってもレアル・マドリードと言えば組織よりは圧倒的な個人の力を優先してきたイメージがあるだけに、モウリーニョがどこまで組織を作る意図があるのか、少なくとも攻撃面ではそれほど連携には拘っていないのか(つまりカウンター重視なのか)、といった辺りが気になるところですね。まあ、左サイドのロナウドとマルセロの絡みは出来上がっていると判断した上でのこの日の決断なのであれば(つまり、この試合におけるベストの選択をしたわけではなく、長期的に見て選択肢を増やせそうな決断を下したのであれば)、素人が何を言えるわけでもないのですが。

そんなこんなで、替わって入ったグラネロが同点シュートを決めるも勝ち越せず、1-1で試合は終わりました。


・おしまい

バルセロナが勝利を積み重ね続けているだけに、レアルとしても毎週のリーグ戦に勝ち続けながら直接対決で勝機を見出せる組織を作り上げる必要があるわけで、純粋に実験的に使える試合が皆無という状況はモウリーニョも辛いところでしょうね。

とはいえ、本拠地でのリーグ戦でバルセロナに勝てないようでは、今シーズンもタイトルを一つも取れずに終わる可能性が高いわけで。。難しい状況ですが、選手はもちろん監督たるモウリーニョにも、流石だなというところを見せて欲しいものですね。

以上、今日はこれにて。


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