参院選2010

一昨日はまとめて書きましたが、やはりテーマが違うので分けたほうが良いかなという事で、まずは参院選についての雑感を。


一言で言うと、ほぼ期待通りの結果でした。新たな勢力図を眺めながら数字を足したり引いたりしていて、色々と興味深いところに落ち着いたなという感じを受けました。

民主が106議席で自公が84+19=103議席。いずれも、みんなの党11議席を加えてなお過半数の121議席に至らないわけで。連立に参加していた社民4議席や国民新党3議席に加えて、たちあがれ日本3議席と新党改革2議席も含め、微妙な睨み合い状態が続きそうですね。


衆議院で民主・社民・国民新党を合わせても2/3に達していないため、参議院で法案が否決されないように色々な折衝が行われるのでしょうし、政治の停滞はまだ続くと否定的に捉える意見も多いと思います。

とはいえ、偉そうな事を言うのも何ですが、民主・自民ともにもう少し苦労をした方が良いというか。現実的に考えて、向こう10年で国会議員に立候補する人材は今の面々とさほど変わらないだろうという事を踏まえると、与野党伯仲の緊張が続く環境の下で、それぞれが議員としての経験をしっかり積んで欲しいなと、そんな感じですね。みんなの党は、これで周囲の雑音が一気に増すのでしょうけれど、それをうまく乗り越えられるか否かが問われる事になりそうです。


そういえば、民主党の敗因として「首相が消費税に言及したせいで」というまとめをしたがる向きがありますが、それが「選挙で消費税を出したら負ける」という教条主義に至らぬように注意した方が良さそうですね。もちろん、「鳩山・小沢の負の遺産のせいで」「自民党時代の(以下略)」「小泉改革の(以下略)」などといった安易なまとめ方も御免蒙りたいところです。


結局、今回の結果は民主の惨敗というほどでもなく(例えば2007年の参院選では、自民37議席、民主60議席でした。)、比例区の得票数を考えると民主党の戦略負けという感じでしょうね。有権者の意識としては「民主党はイマイチだけど、自民もなぁ」といった辺りが正直なところなのでしょう。

これで仮に自民党が驕るようであれば問題ですが、民主党が大負けしなかった事で味方の筈の19議席の価値を意識せざるを得ない状況でもあるわけですし。巨大勢力の自民・民主の両党が我慢を強いられる中で、日本の政治が成熟して行くような方向性を期待したいものですね。という感じで。


以上、政治の話はこれにて。


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