パラグアイ戦

前後半90分に延長30分、更にはPK戦まで、戦い抜いた選手やスタッフ、それに応援していた方々、お疲れ様でした。


印象としては、岡田さんの真骨頂が、最後に裏目に出たかなと思いました。贅沢を言えば、120分で失点をしない戦いではなく、90分で1点を取るプランを試みて欲しかったところですが。。芝の状態やら審判の判定やらでお互いにアクシデントが起きやすい状況にもかかわらず、無失点という結果を残した選手の頑張りを褒めるべきなのでしょう。


4試合を通して、ピッチの中で問題点を認識して修正に動き改善させる事に成功させかつ極力体力消費を抑えるという頭が痛くなるような事をやってのけた遠藤。流れが悪い状況を敏感に感じ取り、前を向いて決定的かつ印象的なプレイで会場の雰囲気を変え続けた松井。やっぱり自分は彼らのような選手が好きだなと思いました。

そして、本田を始め両センターバックや長友といった個の力をチームの中で上手く活かし、その他の選手たちも持ち味と使われ方とが上手くマッチしていて、ここで終わってしまうのが残念なチームでした。


今回の大会で得た事は、「日本は一対一で勝てないから集団で」という考え方ではなく、「一対一で戦える」という事を示し、更に「集団なら更に倍」という姿を示してくれた事ではないかと思います。

つまり、ポゼッションとかカウンターといった手段ではなく、各々の持ち味を上手く組み合わせてチームとしての最適化を図る事が、状況に応じてその場その場で最善のプレイを導き出す姿勢が、日本らしいサッカーではないか?という仮説を実証してくれたのではないかと。これは、カメルーン戦の前日に帰ってきた惑星探査機「はやぶさ」の事も念頭に置いています。


とはいえ、やはり勿体ない敗戦でした。グループリーグで得た守備への自信を背に、両サイドハーフと本田をより前でプレイさせるような意図が、仮に失敗しても後ろがカバーするからという姿勢があれば。或いは、延長に入って最後に森本を投入して本田をトップ下に据える4-4-1-1に変更していれば。失点の可能性も勿論高くなるとはいえ、得点の可能性のほうがより高まったのではないかと思える事が、何とも残念ですが。。ともあれ、開幕の時点ではここまで来られるとは思っていなかっただけに、贅沢な事を言える今の状況を与えてくれた事に感謝したいです。


自分は開幕前、岡田監督を解任しろという意見に対して賛同はしませんでしたが、残念な結果に終わるのだろうと思っていました。それは、本番では現実的な戦い方をしてくれるだろうから、等身大の日本の実力が明らかになるだろうと思っていたからです。そして、明らかになった日本の実力は、みんなで目にした通り、予想を上回るものでした。特に、試合の中で選手たちに自発的な動きが見られた事がとても嬉しく、監督よりも選手が問題と言い続けてきた自分の眼力の無さを恥じ入るばかりです。申し訳ありませんでした。そう謝れるのが本当に嬉しい。



最後にもう一度。本当にお疲れさまでした。

以上、今日はこれにて。


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テーマ : FIFAワールドカップ - ジャンル : スポーツ

コメント

きょう、意図した

きょう、意図した。
でも、変更された。

No title

ドンマイです。
次回は変更されないような、より質の高いものを意図しましょ。
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