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夜は短し歩けよ乙女

嵐の様に記事を書いていますが、かなり眠いのでこれがラスト。


実はもう読んでからずいぶん経つのですが、感想を書いていなかった森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店)について簡単に。


結論から言うと、10点満点で7点、今までに読んだ森見作品の中では一番の出来だと思います。これ自体オススメなのですが、ただ、存分にこの本の世界を味わうならば、やはり順番に「太陽の塔」「四畳半~」と読んで行った方が良いと思います。


この作者の凄いところは、その身に付けたバックグラウンドが計り知れない事でしょうか。

言葉の言い回しを選択する場合でも、とても興味深い選択の仕方をしていて、その言葉や言い回しに関する知識があればより楽しめる構造になっているのが素晴らしいと思います。

自分にも解らないものがたくさんありましたが、何人かで読書会みたいなことをやって、それぞれの言葉にできる限り注釈を入れた所謂「謎本」を作ってみたい様な衝動に駆られた次第であります。


また、舞台が京都という点も個人的には大きかったと思います。

学生時代を過ごした街を舞台にしているだけに、自分にとっては、この作者の試みがより理解しやすい形で示されている気がしました。


伝え聞くところによると、新作では舞台は京都を離れるとの事ですが、それは良い潮時なのかも知れませんね。今後にも期待しています。


読んで頂いてありがとうございました。
今回はこれにて。
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テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

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