最近読んだ漫画の話その5

ついでに、取り上げる候補だった作品の中から幾つか、簡単に。


・久慈光久「狼の口 ヴォルフスムント」(BEAM COMIX)

中世のスイスを舞台にした作品で、書店で見た宣伝文句「ベルセルク、ヴィンランド・サガなどが好きな人にオススメ」はハードルが高すぎるものの、なるほどとも思いつつ。第一話の締め方でやられたなぁという感じを受けました。

まだ1巻で、どこまでを見通して描いておられるのか分からないのですが、大まかな部分に対しては特に不安もなく。後は細かい部分で多少の遊びを覚えたら大作になる可能性は充分にあると思うので、このまま頑張って欲しいものです。


・柳原望「高杉さん家のおべんとう」(MFコミックス)

事故で親を失った中学一年生の少女と、そのいとこを引き取る事になった31歳のオーバー・ドクターの青年が、主にお弁当を介して絆を深めていく物語。ほのぼのとした雰囲気ですが、大学内での会話などが妙にリアルで、主人公が専攻する地理学の要素が上手く作品内で活かされているのが印象的でした。

こちらもまだ1巻で、ほどなく物語が動き出す事になるのでしょうが、少女の成長とともに二人の関係がどう変化して行くのか?という大きな流れとともに、各話で出てくるお弁当の話にも期待しております。


・岩岡ヒサエ「ねこみち」(ねこぱんちコミックス)

どうやら「ねこぱんち」という雑誌があるみたいですが、何とも凄い名前ですにゃー。さて、夫婦と一人息子の三人家族の家に猫がやって来たことから始まる本作ですが、この作者の世界観はやはり独特だにゃあと思いつつ。猫にまつわるエピソードを織り込みながら、家族を多方向から描写していているのが上手いですにゃ。

不思議にゃのは、設定としてはとてもリアルなのに、「オトノハコ」などもそうでしたが雰囲気としてはファンタジーとしか思えず、それでいてやはりリアルに読み手に迫って来るものがあります。本作はこれで完結していますが、特に「土星マンション」の続編を、ひたすら楽しみにしておりますにゃ。


妙な言葉遣いが一部で見受けられますが、そんな感じで今日はこれにて。


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テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

きょうJFKが青

きょうJFKが青年っぽいオーバー♪

No title

どうせワタシは中年っぽいオーバーしか持ってませんよ~だ。
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