「ふたつのスピカ」完結

という事で、今日は漫画のお話。本日23日に発売された16巻で完結した柳沼行「ふたつのスピカ」(MFコミックス フラッパーシリーズ)について書きます。

自分がこの作品を知ったのは確か2002年の暮れなので7年に渡っての付き合いになりますが、10月に最終巻という話を聞いて今日を楽しみにしていました。無事に作品が完結して、関係者でもないのにほっとしております。


本作品は長年の間、自分にとって、人にお薦めしたい漫画部門の心のベストテン第一位を維持し続けてきた特別な作品でした。アニメ化やドラマ化の割に知名度が伸びなかった事もお薦めし易い理由の一つでしたが、もちろんそれだけではなく。老若男女、漫画に詳しい人にもそうでない人にも、広く読んで貰いたい作品だった事が大きいです。

話の筋としてはベタな展開が多いですし、中盤の中だるみや終盤まとめに入った部分も無いわけではないです。が、とにかく最後まで破綻なく締め括った事。それから、ベタな話って実は相当に描きにくいはずなのですが、それを上手く描き切った事。特に後者に魅せられて、長い間この作品の登場人物たちを見守って来たわけですが、寂しい気持ちもあるとはいえ、何とも嬉しいというのが今の心境です。最終巻は、特に見せ場というわけではない場面でも、何となく感傷的になりながら読みました。


ところで、自分はサイン入りのコミックスを持っています。と言っても実際に目の前でサインをして頂いたわけではなくて、新刊を買いに行ったらサイン入りのコミックスが並んでいたので購入した、というだけなのですが。今になって、それが特別な意味を持つとは、当時は予想もしていませんでした。

それは5巻の発売時の事で、コミックスには作者さんのイラスト・サインと一緒に日付が記されています。2003年10月23日。つまり、ちょうど6年前の今日です。2002年に最初の3冊が発売されて以来、大体は毎年2冊、春頃と秋頃に新刊が出ていたわけですが、10月の発売は5巻以来みたいで。発売日を知って、サインを確認して、今日を特別楽しみしていたのはそんな理由もありました。


繰り返しますが、本作品は漫画に詳しい人にもそうでない人にも、老若男女を問わず読んでみて貰いたい作品です。興味を惹かれた方は、まずは最初の5巻ぐらいを試しに読んでみて下さい。そして、少しでも多くの方がこの作品に触れて、読後に得られる感情を大切にして欲しいと思う次第であります。


最後に、この作品の個人的なテーマソングの紹介でも。もちろん、作中で登場する「見上げてごらん夜の星を」でも良いのですが、自分としては更にベタにこちら↓を推したいところです。

http://www.youtube.com/watch?v=LqqufKUCfnU


あんまりライブで披露されないというイメージがありますが、名曲「楓」がシングルカットされた時に世に出て、翌年の未発表曲を集めたアルバム「花鳥風月」にも収録されたこの曲。個人的に、「楓/スピカ」というシングル2曲には当時相当に癒されました。しかし、スピッツのスピカって、どちらも「トンガリ」という事で、語源を考えると面白いですね。



以上、今日はこれにて。



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テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

BKOが相当する

BKOが相当するの?

いやいや

JFKこそ、相当するでしょ?
やり手ですなぁ。。。
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