スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

動物農場、FC東京、ポニョ

今日は、最近見た映像ものの感想を書き残しておきます。書かないでいると、あっという間に忘れてしまうのが辛いところですが、とはいえ新しいものをどんどん吸収したくもあり、なかなか難しいところであります。というか、とりあえず今夜はこの辺でよしとしよう、ってななまけ心が先立ったりもするのですが。。。言い訳はほどほどにして、本題に進みましょうか。



・ハラス&バチュラー「動物農場 ANIMAL FARM」(三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー提供作品)

1954年にイギリスで作られた長編アニメーション映画ですが、ジブリが提供していたとはつゆ知らず。とある筋より情報を得て、今年はどうもオーウェルの年だなぁと思いながらDVDを購入してみました。というか、アニメのDVDを買ったのは初めてかも、と思い付いてちょっとビックリ。


作品は、名作とは言えないものの良作ではあると思いました。で、作品以上に見終わってから読んだ宮崎駿さんのインタビューが面白かったりして。「ぼくが映画化するとしたら、もっとナポレオンを複雑に描く」は全く同感だったのですが、とはいえ、原作からの簡略化が色んな部分で見られたように、あの時代にこの時間(約72分)に収めるには、この辺りが精一杯だったのでしょう。

ラストが原作と違う事については、普通にあれで良かったと思いました。方向性も幕引きも、あれしかないように思いました。簡略化については、ベンジャミンの原作での扱いが好きだったので、もう少し伏線を張っておいたら面白かったのに...とか思ったり。

また、「子供に見せるべき作品なのか?」という視点があったので、羊の合唱は意味が分かりにくいかも?などと余計な心配もしつつ。結論としては、子供の頃にこうした作品を見ておくと良いのではないかな、と思いました。「子供たちが見ることを前提につくったものではない」そうですが、自分の意見が少し言えるようになって来たぐらいの年齢の子供と親とが一緒に見て話をするには、ちょうどいいぐらいの作品ではないかと。逆に言うと、完全に子供向きというわけではなく、かといって大人向けというには少し単純すぎる、という感じでしょうか。


仮に理想が破れたとしても、その理想に至る流れそのものを否定する事はできれば避けたいと、自分は思います。そこで、実現過程においてリアリズムをどう取り入れるのか?という問題が生じるわけですが、宮崎さんは戦前の日本について「リアリズムを失ったのが原因」とインタビューで答えておられました。自分が思うのは、情勢が急激に変化して「リアル」が見えない時に、その複雑怪奇さゆえに尻込みして理解や責任を放棄したり、見えているつもりになってリアルを軽く扱ったり、ではなく。やはり、愚直に最後まで考え続ける事しか、理想を追って生きて来た先人たちに応える道は無いのではないかと。つまり、最期に至って初めてリアリズムを失ったか否かが分かるような苦行に身を置く覚悟が問われるのではないかなぁと、そんな事を考えていたのでありました。



・FC東京

次はサッカーの試合。最近評価が高かったFC東京の試合を見てみようと、先週の連休にビデオに撮っていたものです。なので、今節の試合ではなく一つ前の大宮戦です。

まず注目の石川選手ですが、公式戦の連続得点は途切れたものの、一段高いレベルに到達した雰囲気を存分に発揮していました。与えられた状況においてプレイの先読みが図抜けているというか、もとからあった技術の高さを基本に、精神的にも充実しているようで、頼もしい限りであります。

ただ、それ以上に個人的に好評価だったのがFC東京のチーム全体の雰囲気なのですが、ミスをカバーする意識が全体的に高く、それが攻撃時のチャレンジを始めミスを怖れない前向きな姿勢に繋がっているようで、いいチームだなと思いました。やはり減点法のチームよりは、ミスをしても取り返したらチャラというチームの方が好感は持てますね。

ただまぁ、夏の暑い時期にナビスコ杯の試合もあって過密日程という辺りで、この調子を維持できるとは考えにくいのが難しいところで。今はチームと個人とが互いに良い効果を与え合っている状況ですが、それが今節はどうだったのか、気になるところであります。苦しい状況の中でチームを救える個人が出て来たら勢いがつきますが、どうなるのか今後に期待しております。

あと、他に目に付いたのはルーキーの米本選手で、普通に上手いな~と。このまま順調に成長して欲しいところですが、どうも(サポの方には申し訳ないですが)期待の若手が伸び悩むチームという印象があるだけに、不知火型の呪いを打ち破っているっぽい白鵬関辺りに助力願えるとバッチリ、かもしれません(笑)。



・宮崎駿「崖の上のポニョ」

何故か見る機会があったので、最後に簡単にこれについて。ちなみに、今世紀に入ってからのジブリ作品は、これが初見だったりします。

不思議なのは、細かく見れば見るほど問題と思える事が増えて行くにもかかわらず、それらを統合して一つの作品として成立させている鍵が見えないこと。正直に言って、ストーリーは破綻しているし話の流れもデコボコしているし問題行動は多いし主題歌の音程外しすぎだし声優はあれだし・・・と、貶す要素には事欠かないのに、しかし紙一重でそれらを繋ぎ止めている力は何なのだろう?という感じでした。宮崎監督にはこの世ならぬ力が見えているとしか思えないような。。。

おそらく、そうした思考の方向性は、自分たちが向かうべき正しい道ではなく、また監督の望むところでもないのでしょう。進むべきはもっと単純な、呪いを祝福に変えるようなストーリーであって、そこにはもう監督はいない、という事なのかもしれません。

とりあえず個人的には、作品が幕を閉じて藤岡藤巻の声が聞こえた時にほっとしたのでありました。ちなみに、彼らについて昔書いたものはこちら→Mステ



以上、何やらよく分からない物言いが多かった気もしますが、今日のところはこの辺で。
読んで頂いてありがとうございました。


関連記事

テーマ : DVDで見た映画 - ジャンル : 映画

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。