代表考

今日はちょいとサッカーについて、まとまりなく雑談でも。

もう更新は無いのかと危惧していた某お二人がともにカタール戦について書いておられて、何となく一安心(でも、某お方の過去ブログが消えていたのはちょっとショック)。で、以前少し触れたのですが、最近のコラムとかへの不満について改めて考えていました。


不満を言う前に自分の旗印を鮮明にしておくと・・・。


・まず考えるのは守備か攻撃か?
これは、重要な試合になればなるほど守備を重視せざるを得ないでしょう、という事で。守備から考えたチーム作りになるのは仕方の無い事かと。

・先にありきは組織か選手か?
組織に選手を当てはめる、と言うと良い感じはしませんが、相手がある以上は組織が先のケースもあって良いとは思うんですよね。選手の特性を活かした組織作りで、自らの長所を前面に出すサッカーを目指しつつ、時には臨機応変に・・・という感じで。という事で、これについては両方かな、と。

・選手の評価は長所で加点か短所で減点か?
個人的には圧倒的に前者。

・選手に望むのは長所の発揮か短所の改善か?
これも圧倒的に前者。


で、最後の二つについて意見が合わないから不満なのだろうなぁ・・・とか考えていたのでした。


具体的に一人だけ名前を挙げると湯浅さんですが、サッカーの知識も経験も観戦歴もまるで及ばないのを承知の上でそれでも思うのは、妙な息苦しさというか。

で、どう説明したらいいかなぁ・・・と考えていた時に思い出したのが「坂の上の雲」。騎兵についてはドイツではなくフランスを参考にするというお話です。要は、見た目が良くても無理な体勢は長く続かないわけで、一見だらしなさそうに見えても疲労を抑えられるフランス式の馬術を選択する事にした、という感じだったと思うのですが。


湯浅さんの言う攻守における汗かきハードワークの意義は理解しているつもりですが、自分には少し形にこだわり過ぎている様に思えてしまうのです。選手に自由を与えすぎて気の抜けたプレイをされるのは問題なので、引き締めるべき部分は確かにありますが、ここまで締めると逆に問題になりそうな気がするというか。最近の閉塞感漂う社会情勢において、どうもお上は統制をより強めたいみたいですが、そうした「自由<統制」という傾向に自分が敏感になっているから、だけではないような。。


 その意味で、岡田武史監督は、良いイメージが発展する潮流を阻害するような危険性が内包された要素は避けたということでしょう。要は、攻守にわたる全力ハードワーク(=全力ダッシュの量と質)に不安がある大久保嘉人と松井大輔を「一緒」にグラウンドに送り出さないという決断をしたということです。



自分が松井贔屓だから・・・というわけではなくて、彼を使う最大のデメリットは、試合に出してみないと分からないという振幅の大きさだと思うのですね。ただ、彼の長所を考えると、強豪相手でも何かをやらかしてくれるのでは...という期待も持てるわけで。そうした少々バクチ的な選択が嫌なのでしょうけれど、この湯浅さんの路線の先は見えてしまう気がするので、あまり好きになれないんですよね。


少し極端な物言いになるかもしれませんが、「組織のために個を犠牲にする」のはやっぱり好きになれないし、それでは結果が出ない気がします。世界はそれほど甘くないというか、少々空論っぽくなってしまいますが、「組織も個も活かす」じゃないとね、みたいな。

個人について言えば、短所を矯正できても長所が失われたら意味がないと思うわけで。例えば、モウリーニョは基本は守備目線の監督だと思いますが、攻撃のスキルもちゃんと視野に入れている感があります。具体的な選手の指導方法については分かりませんが、選手に守備意識を持たせる時に、それによって長所が失われないように気を付けてくれる指導者の下で、一人でも多くの選手が経験を積んで欲しいなぁ、と。

組織について言えば、「短所があって組織に貢献できないからダメ」ではなく、「長所を出せるように他のみんなでカバーする組織作り」をして、かつそれが一人の選手だけではなく全員について行われる事で、チームとしての有機的なプレイが再び個人に好影響をもたらす形を目指すというか。実現させるのは相当な難事だとは思いますが、どうせ目指すならそういう方向を目指して欲しいな、っと思うのでありました。


ところで、自分としてはカタール戦の前後で立場を変えたつもりは無いのですが、肯定派から否定派に変わったような扱いを受けるのが何だか変な感じです。危機を煽った末の完勝という事で、変わったのは世間の扱いの方だと主張したくなるところですが・・・。

戦前はとにかくまずは応援という事で肯定的に、戦後は世界を見据えるとまだまだ改善の余地があるという事で否定的な物言いが増えるのは確かですが、いずれにしても「世界3位」という目標に少しでも近づける様に応援しているのは変わりないと自分では思っているのですけれど。。

ついでに言えば、「3位か否か」の二択で(そしてそれは無理だと)考える方が多い印象ですが、「目標に少しでも近付けるように」という考え方は、やっぱり少数派なのでしょうね。難しいところでありますが。



ともあれ、だらだらと書きましたが今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。


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テーマ : サッカー日本代表 - ジャンル : スポーツ

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