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星野後継

ここぞとばかりに野球ネタが続きます。北京のサッカーも簡単にまとめておきたいところではあるのですが、どうにも書く気が起きないもので・・・。という事で、来春のWBC監督人事について。まずは北京での敗因を探ってみます。


・敗因

何やら、国内リーグと国際舞台でのストライクゾーンや公式球の違いが投手にプレッシャーを与え、それが敗因だという論調が主流なのだとか。あまり陰謀説は好きではないですが、監督の責任を追及しない不自然な流れがあるように感じてしまうのが正直なところです。


で、誰にでも手に入れられるデータ↓。あまり凝る気はないので、表はhtmlで適当に作りました。カッコ内は延長10回までのスコアで、これは延長11回以降はノーアウト1塁2塁で始めるという妙なルールの影響を除外する為です。

韓国キューバアメリカ日本
韓国-7-48-75-3
キューバ4-7-5-4(3-3)4-2
アメリカ7-84-5(3-3)-4-2(0-0)
日本3-52-42-4(0-0)-


予選4強のみ予選合計決勝トーナメント
韓国20-1441-229-4
キューバ13-13(11-12)52-2312-5
アメリカ15-15(10-11)40-2210-14
日本7-13(5-9)30-146-14



これを見れば分かるように、日本は予選リーグを通じて最少失点。決勝トーナメントに進んだ4強の直接対決に限っても、タイブレークを考慮しようがしまいが最少失点を誇っています。

逆に決勝トーナメントでは失点が増えていますが、これは監督が特定の投手にこだわった事、対応が遅れて大量失点を喫した回があった事が大きかったかな、と。


一目瞭然なのは、とにかく点が取れない事。攻撃に関して気になったのは「打線が繋がらない」事で、犠打や盗塁・エンドランなどの数と成功率を調べて4強で比較してみたいところです。面倒なので印象論で済ませますが、こうした攻撃時のベンチからの指示が、他の国と比べると少なかった気がするわけで。

打者について言えば淡白に打ち急いでいた印象で、四球でもいいから繋ぐという意識は乏しかったのかな、と。観ていない試合の方が多いので確証は持てませんが、四死球の数や相手投手の球数、打者の最終カウント(2-1から打って凡退、とか)などを調べると興味深いデータが得られそうです。


何やら細かくなって来たので大雑把な話に戻しますが(笑)、4強との戦いを振り返ってみると。

1.キューバ戦:先制され二度追いつくものの突き放されて敗戦
2.韓国戦:先制するも追い付かれ逆転負け
3.アメリカ戦:0-0からのタイブレークで敗戦
4.準決勝・韓国戦:先制するも追い付かれ逆転負け
5.3決・アメリカ戦:先制して二度追い付かれた後に突き放されて逆転負け

もちろん、終盤に踏ん張り切れなかった投手陣、追加点や勝ち越し点を奪えなかった打線にも問題はありますが、ここまで逆転負けが多いのは采配に問題があると言われても反論できない気がします。試合を観ていて選手との間の意識の差も感じられただけに、WBCで星野監督続投を支持する根拠が乏しいと思うのが正直なところ。

また、「熱血」「闘将」という言葉で語られる事が多い方ですが、どうも個人的には「自分に酔っている」感じがして、発言を素直に受け取れないというか。感情を表に出すと言っても、例えばラモスさんの言葉ほど響いて来ないんですよね。そうした違和感を選手たちも感じているのだとしたら、チームをまとめるのは難しいのではないかと思うのでありました。



・勝手に人物批評

何やら、スポーツ紙によると星野監督+野村ヘッドコーチという案があるそうで。。。ただ、以下で取り上げる監督候補は、誰であれ全権を与えないと難しいと思うわけで。勝負どころになればなるほど意見が対立して空中分解する可能性が高くなるわけで、誰か一人に絞るのが無難でしょう。という事で、候補別に個人的な印象を。なお、王監督は健康問題で候補からは外しました。


1.落合監督

個人的には本命。勝てる試合をものにする采配も、競った試合で勝負を仕掛けられる采配も期待できるかな、と。仰木監督亡き今、勝負勘という点では抜きん出ている気がします。

問題点は、アンチが多い事でしょうか。選手としての実績も申し分ないだけに、普通にしていれば尊敬を集めそうなものですが。。その独特の個性ゆえに、外野はもちろん選手からの人望という点でも今ひとつ不安があります。イチロー選手なりが上手く橋渡しをして、選手の気持ちを盛り上げる事が重要かな、とか思ったり。


2.野村監督

個人的には対抗。緻密な采配と野球を良く知っているという点では圧倒的な存在かと。

問題は、負ける時には理に従って負けてしまう事でしょうか。彼我の戦力差があるならば仕方がないとしても、乱戦・混戦になった時には不安が残ります。また、特定の選手をえり好みする傾向があるだけに、限られた戦力でやり繰りするのは上手くても、代表監督として豊富に選択できる人材を使いこなせるか?という点も少し心配です。外野受けは、落合監督ほど悪くはないと思うのですが・・・。


3.森監督

個人的には大穴。野村さんに匹敵するほどの野球への理解の深さと、西武監督時代の経験は心強い。

ただ、横浜の監督として成果を残せず、結果を残したのが10年以上前という事で、選手たちとの間に相当ギャップがありそうなのが気になるところ。西武監督時代を除けば、選手や一般からの受けが良かったとは言えないだけに、難しいでしょうね。今のところ短期決戦といえば日本シリーズとプレーオフぐらいで、ペナントレースに秀でた監督は出て来ても一発勝負に強い監督は育ちにくい気がするだけに、この人のシリーズ経験の豊富さは捨てがたいのですが・・・。


4.古田監督

個人的にはナシ。捕手としての技量は随一も、それを監督として活かすには経験が不足しているかな、と。

正直に言って、名前が挙がるのが不思議な感じです。ヤクルトの監督時代を振り返ってもチームをまとめる力量が不足していた印象ですし、監督はもちろんコーチとしても、まだ早いとしか言えないような気がします。また、近鉄・オリックス合併に端を発しストライキにまで発展した騒動の際に選手会長だったわけで、フジテレビ以外の外野受けが悪いと思うのも不安材料。



・補足

適当にネット上を散策した限りでは、予選リーグの韓国戦で「7回に和田投手が四球を出した時点で投手交代すべきだった」という意見が主流みたいですね。また、自分は「(7回の頭から)川上・藤川・岩瀬という継投が無難だった」と書いたのですが、その辺りについて、記憶が薄れないうちに補足しておきます。


重要な点は、あの時点でのブルペンの状況。確かこんな感じだったと思います。
1.6回の時点で、ブルペンには川上投手のみ
2.7回に入って、藤川投手もブルペンに

という事で、藤川投手の準備ができていたならば「四球の時点で投手交代」はアリだと思うのですが、8回に投げるつもりでブルペンに入ったような雰囲気を感じました。少なくとも、すぐに登板できる雰囲気ではなかったような。。となると、四球で出したランナーがいる状態でリリーフ経験に乏しい川上投手に交代するよりは、和田投手の継投の方が無難だったと思うのです(結果は最悪でしたが)。


では、ブルペンに問題があったのか?リードした時点で藤川・岩瀬・上原の継投を前提にブルペンに行かせるべきだったかというと・・・。「6回裏二死から新井選手の本塁打で先制して、次の稲葉選手は初球を打って凡退」という事で、時間的な余裕がなかったのも確か。となると、「既に準備に入っている川上投手を含めた3人で1回ずつ抑えてもらう」のが、やっぱり無難だったかな、と。万一どこかで追い付かれても、上原投手を温存できているのは心強いですし。


結論としては、より良い采配を期待するならば「中継ぎ専門の投手を選出していれば・・・」という時点にまで遡らないと実現が難しいと思うわけで。継投を決めた和田投手が四球を出した時点で、以後の采配が後手後手になるのは避けられなかったと思うだけに、問題にすべきはそれよりも前ではないかと思う次第であります。

ちなみに、同点にされた後でも、状況に応じて上手く差配すれば勝てる可能性は充分にあった試合でしたが、それを言い出すとキリがないというかお互い様なので。小さな失敗が結果に響く事も多々ありますが、この試合で取り上げるべきは違う点だと思うのでありました。



以上、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。


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テーマ : 北京五輪 - ジャンル : スポーツ

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