アルゼンチンの快進撃

続いて、グループ・リーグでのアルゼンチンの戦いを振り返ってみましょう。


グループ・リーグの第二戦・コロンビア戦では、前半の最初の辺りでリケルメのキープが目を引きました。で、彼はボールに触るほど調子を上げて行く選手なので、彼にとっていい試合になるのではないか、と思ったのです。

しかし試合は、06-07UEFA CLのリバプール対チェルシーで見られた様な、セットプレーでマイナスのボールを蹴って、走り込んで来たフリーの選手がペナルティ・エリア手前からゴール隅に蹴り込む形でコロンビアが先制しました。

とはいえ、アルゼンチンは特に慌てる様子もなく、中盤で押さえどころを知っているヴェロンの動きに見とれているうちにPKで同点に。

得点を決めたクレスポは残念ながら負傷交代してしまいましたが、前線のメッシもサイドの選手が上がった時にカウンターを受けると走って戻るなどバルセロナの試合では見られない姿を披露していましたし、リケルメもパスコースを限定するなどいつになく守備面でも貢献が見られました。

この日のアルゼンチンは、絶対的な司令塔を中心にした古典的なチームにとどまらず、こうしたスペースとカバーリングの意識をも併せ持った現代的なチームの雰囲気も漂わせていたと思います。

とはいえ、このチームを良くするのも悪くするのも結局はリケルメなので、彼がなかなかボールに触れなかったりすると、先に述べた様な守備的な動きも途絶え、ボールを貰いに下がって行って怖くない存在になってしまう可能性もあるわけで、前線からのプレスが厳しいメキシコや、今日のブラジルの様な相手の場合にどんな試合になるのか、とても楽しみです。


準々決勝が始まってしまうので急いで書きましたが、読んで頂いてありがとうございました。
今回はこれにて。
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