ブラジルの憂鬱

当初は他のスポーツについても適宜書いて行こうと思っていたのですが、阪神タイガースの不振を始め様々な要因から、ふたを開けてみればサッカーの事ばかり書いているので、このたび新しく「サッカー関連」というジャンルを設けてみました。

そんなわけで、現在行われているコパ・アメリカのブラジルの試合をざっと観たので、トーナメントが始まる前に、軽く感想をまとめておきます。


結論から言うと、まず守備から考えるドゥンガ監督の「守備的なボランチを二人起用する」やり方を改めるのが一番手っ取り早いと思うのです。

06-07シーズン序盤のレアル・マドリードと同じ事態に陥っているように見えるのですが、
・ボランチに攻撃での貢献を殆ど期待できない
・にもかかわらず、守備が安定しているとは思えない
という状態で、特に後者に関しては「人数は足りているのに不安定」なので、ボランチを3人に増やそうがシステムを3バックに変更しようが効果は薄い気がします。

そういえば蛇足ですが、コパ・アメリカを放送している日テレG+の解説の方は「2ボランチより3ボランチの方が守備が堅い」「センターバックが2人より3人の方が守備が堅い」ってな単純な認識を伝えるだけで、そこからの掘り下げが全然なかった気がするのですが、できればもう少し説得力のある解説をして欲しいな、と思ったり。
詳しくは、記事に絡められそうならアルゼンチンについてまとめる時に書きたいと思います。

閑話休題。そんなわけで、レアル・マドリード同様にあっさりと割り切って「打ち合い上等」という姿勢で戦った方が、結果が出やすい上に選手もイキイキするのではないかと思うのでした。


攻撃陣については、カカやロナウジーニョの様に「一人でも何とかできてしまうスーパーな選手」がいない(彼らがいたら、今の守備的ボランチ2枚のやり方でも悪くはないのでしょうが)上に、後ろからの攻撃参加も期待できない為に、一人一人の負担が大きくなり過ぎている感じがします。

ジエゴは良い選手ですが、周りとの連携がある状態では突破も出来るけれど、孤立無援で仕掛けられるわけではありませんし、このメンバーでは一番可能性を感じさせるロビーニョは、実際に彼の活躍のお陰で何とかなっているとはいえ、局面では個人技で優位に立てても、それをチーム全体に広げられるタイプの選手ではありません。


結局、チーム全体の攻撃の意識を増す事で、攻撃陣の負担は減るし、攻撃の人数も増えるし、守備力はそんなに変わらないだろうし、良い事ずくめという気がするのですが、もしかするとW杯での敗戦のショックを未だに引きずっているのかもしれませんね。


ただ、グループ・リーグでのブラジルを観ていると、「内容はグタグタだけど結果は何故か出る」という、どこかで聞いた様な感想を抱くのでありまして、ブラジルらしいサッカーというと普通は全く違うイメージを連想すると思うのですが、これもブラジルなのかな?と思わないでも無いです。


とりあえず、今後の展開に期待しつつ、今回はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
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