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覇王の家

先週に続いて司馬遼太郎。「覇王の家 上下巻」(新潮文庫)を読んだので軽く感想を。


しみじみと深く反省したのは、言ってはいけない事に対する家康の態度に、改めて深く感銘を受けたからであります。

気に喰わない事ほど衝動的に口から出やすいものですが、世の中が他人との関係で成り立っている以上、言うべきでない相手に言うべきでない事を言うと困った事になるわけで。

それを、口にするどころか、態度にも出ないように、心の中ですら最初からそんな事は思っていないと自分で思い込む事を自分に課しているのはやはり凄いなと。


我が身を振り返ってみると、信長ほどではないですが、「無能」を見た時に腹立ちを隠しきれなくなる時があって。

単なる「能力がない」だけでは、軽蔑は勿論、怒りもしないのですが。無能ぶりを散々発揮しておいてなお自分は有能だと勘違いしている人などを見ると、沸点が低くなって困ったものであります。

それから、せっかく能力があるのにそれを使いこなしておらず、にもかかわらず自分は能力がないからと開き直っている人。この場合、最初のうちは勿体ないから頑張って欲しいと応援する気持ちが強いのですが、それがたび重なると危険です(苦笑)。


とにかく、家康や秀吉にしても、おそらくこうした人間関係上の失敗を繰り返した末の境地だと思うので、自分はあかんな~と思いながらも絶望せずに精進したいと思う今日この頃なのでありました。


週末に、作品そのものについて、思った事を付け加えるかもしれませんが、今日のところはこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。


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テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

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