ついに完結

記事を立ち上げて以来、定期的に更新しておりましたが、ついに完結しました!
こちら→CL4強の今後の日程

毎週2回の更新は、義務と考え出すようになると辛いものなのでしょうけれど、更新しながら状況を整理して盛り上がれたので楽しく過ごすことができました。

また、一緒に作ったリーガ・エスパニョーラの日程表も、とあるお方が印刷して毎週ごとに書き込みをして楽しんで頂けていたみたいで、何よりでした。


改めて見てみると、基本的に無敗のチェルシーの安定度が光りますね。監督が辞めてしまうのはとても残念ですが、まず選手をしっかり補強して、来シーズンの巻き返しに期待しています。金満チームが何故か増えているそうですが、オーナーがサッカーに魅了されているという点でこのチームは異彩を放っていると思いますので、投資だけが目的のように思えるチームなどには負けて欲しくないなと思いつつ。

また、強豪相手に踏ん張れなかったアーセナルが一番残念でしたが、ただ、前半戦ではホームでマンチェスター・ユナイテッドを、アウェイでチェルシーを破っているだけに、一年を通して実力を維持できるかが来シーズンの課題になるのでしょう。

マンチェスター・ユナイテッドは、FAカップはやや軽視というか、さすがにメンバーを少し下げていた印象でしたが、最後が完敗だったのが悔やまれるところです。と、蛇足ながら、エバートンはリバプールとマンチェスター・ユナイテッドを破っての決勝進出だったわけで、彼らを見下す意図は無い事は一応明記しておきます。

バルセロナは最高のシーズンを過ごしました。最後の連敗はリーガでの優勝が決まってメンバーを大幅に入れ替えた結果ですし、ベストメンバーで挑んだ試合の安定感は凄まじかったですね。来年はモチベーションの低下をどうカバーするのか?そしてコンフェデ杯にスペインが出る事で、選手の疲労がどう影響するのか?という辺りが気になるところです。


しかし、コンフェデはCSフジが放送だそうで、何とも残念な事です。昔は2つのチャンネルで700円だったのが1000円になり、今は3つのチャンネルをセットで1500円だそうで・・・。個別契約を許さないのは辛い話ですね。。。



以上、だらだらと書きましたが今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。



UEFA CL決勝雑感(BlogPet)

BKOの「UEFA CL決勝雑感」のまねしてかいてみるね

何も1-1なかなか前に戻しつつ彼を奪われたら、彼を見ながらもかかわらず、4-1なかなか前にまた追記する形が(*2.ボールをきっちり把握しにくいシステムでしたものの、持ち味の乱れに対してもできずサイドにも、つまりCBの安定を積極的かもしれませんでした時間帯でした次第で各人が多い右サイドバックの戦術を極力避けていた筈の敗因が・ユナイテッドがアンバランスだった時間帯でしたエトーの彼を髣髴させないので(5分過ぎにあるので得点へのはどう振る舞うべきかと思って得意の切れが(笑今の入れ替えは守備を観て、4-2.ボール・・。

*このエントリは、ブログペットの「JFK」が書きました。

UEFA CL決勝雑感

何でもできる筈のチーム、選択肢をたくさん持っていた筈のチームと。やる事が決まっているチーム、選択肢が一つしかないチームと。その差が出たのかな、という感じでしょうか。前者はやれる筈の事を何もできず、後者はやれる事を存分に出した試合でした。


あと、大きかったのは守備の違い。マンチェスター・ユナイテッドは、どうしてメッシ、シャビ、イニエスタを積極的に潰しに行かなかったのか?ファウルを効果的に使って、彼らに前を向かせないような守備を行わなかった事が大きかったと思いました。前線からの守備ではなく、中盤で彼らを自由にさせない守備というか。自分たちの攻めに繋げる為の守備ではなく、相手が嫌がる守備をすべきだったのではないかと。

逆にバルセロナは、普段は狙われる事が多い右サイドバックの裏のスペースをカバーする意識がしっかりしていました。つまりCBのヤヤが迷わずサイドに出て、その間に戻ってきたSBのプジョルが中央をカバーする形が実に安定していました。攻撃の結果生じるポジションの乱れに対しても、ボールを奪われた時点で各人が今の位置ではどう振る舞うべきかをきっちり把握していて、無駄のない動きが徹底していたのがお見事でした。


序盤の10分はマンチェスター・ユナイテッドが支配した時間帯でした。画面を見ながら、メッシが中央に、エトーが右に出ているのを確認してすぐだったのですが(*1)、なかなか前にボールを運べなかったバルセロナはメッシのボール・キープ(*2)を皮切りにイニエスタがドリブルで相手陣内に持ち込み、右に出ていたエトーがゴールを決めました。体の切れが戻ったのか、彼のシュートのタイミングは良い時期の彼を髣髴させる見事なものでした。


その後は完全にバルセロナのペースでした。バルセロナが慎重な姿勢を崩さず無理な攻めを極力避けていたお陰で得点は増えませんでしたが、仮に得点への野心が強かったら、レアル・マドリードと同様の大敗すらありえたかもしれません。


幸いにも1失点で前半を終え、しかし方針変更のチャンスがあったにもかかわらず、マンチェスター・ユナイテッドは守備に手を加えず攻撃的な選手を入れ替えるだけでした。良い形でボールを奪って得意の素早いカウンターに持ち込むためにも、中盤の守備のてこ入れをすべきだったのではないかと思うのですが・・・。結果的には、持ち味の攻撃力を発揮できるだけの安定をチームが得る事ができなかったところに、彼らの敗因があった気がします。


結論としては、観ていて楽しめる試合ではあったものの、一方の主役が実力を見せないままに敗れてしまう展開になったのが残念だったと、そんな感じです。もちろん、実力を遺憾なく発揮して主役を演じたバルセロナは、とても素晴らしかったです。



以上、文句を言いながらも興奮が続いているので(笑)、今の感想を記事にまとめてみた次第でありますが、読んで頂いてありがとうございました。

夜にまた追記するか、それとも別エントリーを設けるか、それとももう何も書かないか。全然分かりませんが(笑)、とりあえずはひとまずこれにて。



ちょっと追記。(5/29 0:30')

しかし、戦前にマンチェスター・ユナイテッド側の戦術を考えていて、メッシとエトーの入れ替えは案外効果的かも?と思ってはいましたが、ここまで決定的な事になるとは・・・。具体的には、4-4-1-1なんだか4-2-3-1なんだか4-1-2-3なんだか断定しにくいシステムでしたが、つまりギグスの役割が中途半端に終わったのが一番の敗因かと。ただ、能力と役割がアンバランスだったという点で、責任は選手ではなく監督にあるのでしょう。

普段の試合を観ていないので、「今シーズンは調子が今ひとつだった」とか言われたらそれまでですが、スコールズとテベスを先発起用できなかったのが辛かったな、と。色々と戦術を考えられて面白い対戦でしたが、最初にも書いたように、せっかく所有しているはずの戦術を、披露してもらえないままに終わってしまったのが物足りなかったな、と。


あと補足。

*1.正確には、前半3分の時点ではノーマルでしたが、5分過ぎにはメッシが中央でした。

*2.ボール・キープというと少し語弊があったかもしれません。ピッチの中央付近でこぼれ球を1~2タッチでシャビ→イニエスタ→メッシと繋ぎ、そのままダイレクトでイニエスタに戻しつつ彼から遠ざかる動きによってイニエスタがドリブルできるスペースを作った、という感じでしょうか。


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tag : マンチェスター・ユナイテッド バルセロナ 守備

マンチェスター・ユナイテッドの布陣について

CL決勝のまさに直前という事で、怒涛のサッカー記事4連発になりました(笑)。仮眠とサッカー以外は何もしていない夜です(苦笑)。今回は、マンチェスター・ユナイテッド4-3-3について。先日書いた決勝の展望についての記事で、自分はマンチェスター・ユナイテッドの先発を4-4-2だと推測しました。それは、彼らの4-3-3がミランのクリスマス・ツリー型4-3-2-1を元にしたものではないかと思っている事が影響しています。



・ACミランのクリスマス・ツリー

ミランの発想は、攻撃時に中盤底のピルロを活かそうというもの。その結果、守備の時にはサイドが手薄になり易いのですが、それをセードルフの動きでカバーしています。簡単に書くとこんな感じ。


<ACミラン>
□□□□□□□□□□□□□□□
↓←←●□□□□□□□□□
□□□□□□○→□□
□□□○→□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□
<4-3-2-1><4-4-1-1>


上図の黒丸がセードルフですが、彼が守備時に中盤のラインに入ることによって、4-4-1-1気味に守れるのが強みです。また、時によってはカカーも中盤に加わり4-5で守る場面もあります。そしてボールを奪うとセードルフとカカーが横並びの2シャドーに近い形で中央突破を志す事になります。サイド攻撃はSBと中盤「3」の端二人が担います。



マンチェスター・ユナイテッド4-3-3

まず、攻撃時の動きから見ていくと分かり易いと思うのですが、両ウイングに起用される選手たち、つまりロナウド、ルーニー、パク、ギグスらの動きを振り返ってみると、中央に進出する動きが特に顕著です。スペースを空ける事でSBを呼び込むという意図もあるとは思いますが、それにしてもSBにお任せ状態の事が多く、自らサイドで起点になったりSBと絡む動きを見せたりという場面は、ルーニー以外の選手は少な目という印象が残っています。これは、選手の傾向という部分もあるかもしれませんが、それよりも監督の意向という可能性が強いのではないかと考えていて、つまり攻撃時にはまさにミランのクリスマス・ツリー型4-3-2-1に近い配置を念頭においているのではないかと思うのです。

それが守備に変わった時、サイドの担当は両ウイングです。ここがミランと違う点で、結果的には4-1-4-1気味に守る形になります。その為、強豪相手の試合になると、4-3-3を採用する場合にはロナウドをサイドで起用しにくいというジレンマが出て来ます。中央からサイドに戻る献身的な動きが、守備の時には求められるからです。


マンチェスター・ユナイテッド
□□□□□□□□□□□□□□□
●→<攻撃時>←●
□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□
□□<4-3-3>□□<4-1-4-1>


また、ピルロに当たる役割を担うキャリックについて。彼は確かに守備面でも計算できる選手ではありますが、攻撃面での能力に比べるとどうしても少し落ちるわけで。通常の相手であれば問題にはならないと思いますが、バルセロナの選手を相手に1対1になってしまうと少し苦しいような気がします。彼をCBと2CHの間で余らせるような守備ができれば万全ですが、相手もそこのスペースを狙って来るのは間違いない上に、カバーをしてくれそうなフレッチャーもこの日は出場できません。

特にメッシがエトーと入れ替わって中央に入ってきた場合を考えると、4-3-3では安易に左ウイングをメッシに付いて行かせる事ができません。それは左サイドが数的不利に陥るからで、プジョルをフリーにしてメッシを追うという選択肢は妥当にも思えるのですが、相手の右サイドでシャビがエトー&プジョルと絡む動きに結び付くと、エブラ&スコールズの二人だけで防ぐのは相当な危険を伴います。また、1トップのロナウドには守備を期待できないので、最悪の場合は相手の両CBとピボーテに加え右SBまでフリーという、引き篭もるしか選択肢が無いような状況に陥りかねません。


もともとミランにおいても、守備において少し劣るピルロを守るような形でガットゥーゾやアンブロジーニが配置されていました。ハーグリーブスは怪我、中央で起用され易いアンデルソンやギグスはどちらかというと攻撃向き、という事などを考え併せると、やはり4-4-2が妥当ではないかと思ったのでした。



マンチェスター・ユナイテッド4-4-2

長くなってきたので、以下は簡略に済ませます。

4-4-2で守る場合、メッシの移動があっても左SHはいくつかの選択が可能です。より正確に言うと、危険な方面に向けて動く事ができます。左SHが選択しなかった方面は危険度が少し低いので、仮にメッシにそのまま付いて行くのであれば中盤の残りの三人がそれぞれ左寄りに位置を修正する事で、仮に左サイドをケアするのであれば中盤の残りの三人がメッシを見る事で、何とか対処できます。これはつまり、右SHを計算に入れられるお陰でマークの受け渡しがし易いのではないかと。これが4-3-3の右ウイングの場合だと、攻撃時にいた中央からサイドに戻って、また中央をケアして、という動きが必要で、理論上はもちろん問題ないのですが、実際には走行距離という点で破綻を来たしかねないのではないかと思うのです。

また、ロナウドに一応CBをケアさせ、テベスにはピボーテを注意させつつ状況によっては相手SBも牽制させる事で、守備の細かな修正を可能にするだけの時間が稼げます。場合によっては中盤の低い位置まで助けに来てもらう事もできます。なので結論としては、バランスという点でも4-4-2の方が無難じゃないかな、と判断した次第でありました。



という事で、いよいよ決戦が目前に迫って来ました。予想に反してマンチェスター・ユナイテッドが4-3-3で来たら自分の不見識を恥じるしかないですが(苦笑)、以上が今の段階で自分が考え得るベストな戦略だという事で。試合の前に書き留めておく次第でありました。


以上、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。



参考
4-4-2から4-2-3-1へ。2センターから3センターへ
[attacking phase]より。とても参考になります。


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tag : マンチェスター・ユナイテッド 4-3-3 4-4-2

中央のメッシ

CL決勝直前という事で、怒涛のサッカー記事3連発です(笑)。今回は、メッシが中央に入った時の効果について真面目にまとめてみます。



4-3-3?それとも4-4-2?それとも0トップ

今月初めのレアル・マドリードとのクラシコで、開始5分ぐらいだったか?気付いたらメッシが中央最前線に、エトーが右サイドに位置していました。で、自分はこれを最初は彼ら二人のポジションチェンジだと理解していたのですが、試合後のグアルディオラ監督は4-4-2と表現していて(*1)、更にサッカーブログの多くはメッシ0トップと表現していました(*2)。

これを自分なりに整理すると、守備の場面、ボールを奪い返して攻撃の組み立てを図る場面、相手陣内で攻撃中の場面、と考えると良いのではないかと思ったのです。


<バルセロナ>
□□□□□□□□□□□□
□□□□□□
↓○○↓□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□
<4-3-3>|<0トップ>|<4-4-2>


簡略化の為に前線の動きのみを強調しているのでご注意を。んで、図の黒丸はメッシですが、守備の時にはボールに近い選手がプレスをかけて時間を稼ぐ間にWGが下がって、4-1-4-1に近い形で守備網を敷きます。これは0506シーズンの例えばミラン戦で、試合を締めくくる目的でエトーとロナウジーニョの位置を入れ替えたのと同じ形で(*3)、確か決勝でも最初のうちはこの形で慎重に試合に入っていたと思います。

ボールを奪い、攻撃の組み立てを図る場面では、中央のメッシに一旦ボールを預ける事で他の選手が上がる時間を稼ぎ、彼らはメッシを追い越していきます。これはメッシのボールキープを効果的に利用したもので、トッティのキープを信じて一斉に上がるローマと確かに同じ形ですね。最近はなかなかエトーにボールが収まらない事が攻撃時のアクセント不足になっていただけに、興味深い発想だと思います。

そして、メッシを頂点にイニエスタとシャビという反則級の三人がトライアングルを組んで中盤を支配して、形としては中盤がダイヤモンド型の4-4-2になります。特にレアル・マドリード戦の場合は、相手の両SHや2トップが中盤の守備を助けに下りて来る場面が殆ど無かったので、中盤の高い位置で完全に数的優位に立った事が大きかったのでしょう。より正確には、両WGのいずれか(主にエトー)が斜めに動いてセンターに入って来て、他方が真っ直ぐ裏に抜けるような連動性があったように見えたのですが、それは右サイドにスペースを作る事でアウベスを呼び込む意図もあったのでしょう。


最後に、ボールが敵に渡った時について。通常の4-4-2(ダイヤモンド型)であれば2トップのいずれかが相手CBを見る事になり、サイドは中盤の二人が見るのですが、あまり中盤を空けるわけにもいかないだけに、結果的にサイドの守備が不安定になる事が多いです。で、それへの対策として、この日のバルセロナは2トップが守備時にはサイドに開いて相手SBを見る事で、サイドでの数的不利を防いでいました。これで最初の4-3-3の形に戻るわけです。

では、相手CBはどうするのか?という事ですが。この日はぺぺが不在だった事もあって、メッシがプレスに行く場面はあまり多くありませんでした。で、面白かったのは、時々メッシに代わってシャビがプレスに行っていた事で。この日のシャビは組み立て時にはピボーテの位置まで下がったり、守備の時には相手CBに行ったりと大忙しでしたが、なかなか興味深い動きでした。

ちなみに、この4-4-2ダイヤモンド型で2トップが相手SBを見る守備の形を、どこで読んだのかが思い出せないのが残念なところ。思い出した時には西部さんの「サッカー戦術クロニクル」だと思っていたのですが、違ったみたいで。。雑誌の特集か、それともどこかのブログだったのか、何とか思い出して原典に当たりたいところであります。



・利点について

この形にする利点としては、既に書いたような戦術的な要素以外にも、以下のようなものが考えられます。
1.メッシの守備の負担を軽減。
2.メッシの運動量を軽減。
3.それによって体力の温存ができる。
4.ボールに触る回数が増える事でリズムに乗りやすい

で、上記のシャビの動きのようにメッシを活かす為に他の選手たちの負担が増える部分は確かにあるのですが、それによってメッシがより決定的な場面で素晴らしい仕事ができるように、という意図が感じられる戦術なのが、個人的には嬉しいところです。あと、数日後のチェルシー戦の事を考えていないかのようにベストメンバーをそのまま送り出す監督の姿勢も素晴らしかったというか。結果が違えば批難されたかもしれませんし、監督であるからには冷静に体力的なことも含め打算した上での結論だったと思うのですが、そうした事を外部からは感じさせないような態度はお見事でした。



・ポジションチェンジを伴わない中央進出の場合

最後に、明確なポジションチェンジを伴わないでメッシが中央に居座る場合。ただ、メッシはロナウジーニョと比べるとどうも真面目という感じで。ロナウジーニョの場合はサイドでマークが厳しいと中央にすぐ逃げてくる事もありましたが、そうした本能に素直に従った動きが奏効するケースも多い一方で、苦境に陥ったままもがき続けて時間だけが過ぎていくというケースも多いわけで。いい加減すぎるのもこまりものですが(苦笑)、もう少しぐらいはわがままな動きをしても良いよ?なんて思ったりしつつ。

ただ、結局この場合だとサイドでは人数不足になるわけで。相手チームにしても、サイドの選手がそのままメッシを追えば良いという感じなので、状況を打開する策としてはどうなのかな?という辺りが正直なところ。決定打としてではなく、あくまでも流れの中での選択肢の一つ、ぐらいに考えておく程度でしょうか。



・対策について

最後に、こうしたバルセロナの動きへの対策について。

基本的には中盤での数的不利を防ぐ事。それからチェルシーが用いたのが、そもそも最終ラインの裏のスペースを徹底的にカバーして、メッシが中央に居てもパスを出す選択肢をゼロにする事。最終ラインから厳密に守備を構築して、前線の守備はその分は緩くなりますが、それよりも一番危険なゾーンで決定機を作らせない事を重視するという対応は効果的だったと思います。

ただ、チェルシーに比べるとマンチェスター・ユナイテッドの場合はそこまでの徹底は逆に危険な気もしますので、打ち合いには応じないものの、完全引き篭もりも無いのではないかと予想している次第であります。どうなるのか、試合が本当に楽しみですね。



以上、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。


参考
*1.戦術家グアルディオラが施したレアル・マドリー対策
[木村浩嗣の「帰ってきた・誘惑と憂鬱のスペインサッカー」]より。「ドリブルを封印し、パサーに徹したメッシ」の段落を参照。

*2.クラシコの雑感
[サッカーの面白い分析を心がけます]より。「メッシのゼロトップ」の段落を参照。

*3.欧州CL:ACミランvsバルセロナ 第2戦 マンオリエンテッドなバルセロナ
[majestic blue:z-net blog]より。「バルサのクロージング」の段落を参照。

0809スペインリーグ エスパニョール 0-2 レアル・マドリー
[蹴球計画]より。デ・ラ・ペーニャを例に、パサーをどの位置に置くべきか?について。とても興味深いです。


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tag : メッシ 4-3-3 0トップ 4-4-2

サッカーあれこれ

気が付けば0809シーズンも、国によっては幕を閉じたリーグもあり、残っていてもあと1~2試合という状況で、一年間の成果が問われる終盤はやはり盛り上がるものの、祭の後といった寂しさが出て来ますね。という事で、あれこれと思い付くままに雑感。



・イングランド

最終節の関心は降格争いでしたが、該当チームが全て負けて終了というのは少し残念でした。最後の15分ぐらいしか観ていないので文句は言えませんが(苦笑)、どこも相手が悪かったとはいえ、もう少し意地を見せて欲しかったなぁと思ったり。

上位4強が0405シーズンを最後に安泰なのは変わらずでしたが、やっぱり選手層という点で難しいのかなぁ、と。アストン・ヴィラには期待していましたし、エバートンにも頑張って欲しかったのですが、この辺りのチームになるとヨーロッパに参戦するという点ではCL組と同じ状況なわけで。一年を通して戦力を維持できるだけの経済規模を持たない以上は、今以上を望むのは辛いのかもしれませんね。。。とはいえ、それで済ませても面白くないわけで。やはり来年も、4強以外で勝ち点70越えを期待できるようなチームの出現を望みながら過ごしたいものであります。



・ドイツ

観られる状況になかったのが残念でしたが、それ以上にヴォルフスブルクの監督が今年限りなのが何とも残念です。来シーズンのCLでの長谷部選手の活躍と、大久保選手の復活に期待しております。って、グループリーグの契約どうしようかなぁ。。。



・スコットランド

4連覇を逃したのは残念でしたが、それ以上に中村選手は本当に日本に帰って来るのでしょうか?子供の教育などが原因であれば仕方がないと言うか外部からは反対できない事ですけれども、欧州でやれる実力がある間は継続し続けて欲しいものです。できればスペインで一度観てみたいなぁ。。。



・スペイン

こちらは最終節を残して18位候補のチームが5チームありますが、うち3チームが先週末に勝利するという面白い展開。CL争いはバレンシアが脱落して、バルサ・レアル・セビリアに続く最後の椅子をアトレティコがビジャレアルを一歩リードして迎える展開。

個人的には、バルサとレアルは置いといて(笑)、カヌーテにレナトにヘスース・ナバスを擁するセビリア、フォルランとアグエロにマキシとシモンの前線が脅威のアトレティコ(それに中盤でマニシェが加わるメンバーが好きでしたが、彼は残念ながら契約解除だそうで・・・)、まだまだ健在のピレスと終盤に調子を上げて来たジョレンテとカニにイバガサやロッシが絡んでパスで魅せるビジャレアル、そしてシルバが中央で前のビジャや左右のマタとホアキンらを操るバレンシアと、どのチームもCLで観てみたいだけに厳しい現実です。

で、できればCL出場を逃したチームには国内に集中して上位2強を苦しめて欲しいところなのですが、選手たちが強奪されそうなのが哀しいところ。バレンシアのビジャとシルバはもちろんですが、仮にこのままの順位で終わったとして、ビジャレアルから監督が引き抜かれると辛いので、何とかレアルさんには別の人を見付けて欲しいところです。前線でボールが収まるFWを探しているバルサにしても、得点王が濃厚になって来たフォルランやカヌーテは希望にピッタリだと思うのですが、できれば国内からの強奪は避けて欲しいなと思いつつ。



・フランス

リヨンの連覇が止まったのは残念ですが、周期が終わった感じなのが(ジュニーニョがチームを去るらしいのがその象徴かと)それ以上に残念というか。もともと、国内で伸びて来た有望な選手を強奪して1強を築くというバイエルン型のチーム方針でしたが、最近2シーズンは監督まで強奪していたわけで。先が見えていたのは確かですが、全盛期だった03-06辺りでCLでもう少しインパクトを残しておきたかったのが心残りという感じでしょうか。

残念ながら降格争いを演じたサンテティエンヌは、最終節は本拠地でのヴァランシエンヌ戦。同勝ち点のカーンが優勝の掛かっているボルドーと対戦するので引き分けで充分のはずですが、どうなる事やら?出番が少なかった松井選手ですが、実績のある選手に囲まれて、フランスでは珍しく戦術的な志向も持つチームで、試合以外からどれだけ学べたかが問われる事になるのでしょう。このシーズンの経験を最大限に活かして欲しいと願っております。



・書こうと思っていた選手たちについて

まずはチェルシーのマルダ。上記リヨン全盛期にチーム内で君臨していた彼が更なるステップ・アップを目指してイングランドに移籍して2年。モウリーニョに教わりたいと思っていたであろう事をヒディンクから無事に教わったみたいで何よりでした。

特にCLのバルセロナ戦では、攻撃と守備の変わり目での判断というか、それが攻守共に的確で、味方にとっては頼りになり、相手にとっては実に嫌な動きで試合に貢献していました。来シーズンにも期待したい選手です。


バルセロナからはピケ。マルケスを見本にして、後方からの攻撃の組み立て能力が急激に伸びた事(パスだけでなく、時にはレアル・マドリードのぺぺを連想させるようなドリブルでの上がりも)。プジョルを見本にして、特に苦しい状況においてチームに貢献する意思を前面に出したプレイ。

特にチェルシー戦の最終盤でのスクランブルの場面では、攻撃時はトップ下~トップの位置にまで進出して的になりつつ、守備時にはCBの位置まで下がり、組み立て時には中盤の底からボールを運ぶという一人三役でチームの勝利に貢献しました。決勝でも、そして来シーズンも期待しております。



そんな感じでホントにまとまっていませんが、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。


*フランス以下は、アップした後に思い出して書き加えたものです。


*更にちょっと追加。

やべっちFCでの名波さんの対談コーナーを面白く観ています。中村俊輔選手との第一弾に続いて先日は遠藤選手との対談でしたが、彼らが一緒のチームだったらどうなるんだろう?というのは考えるだけでワクワクしますね。守備の人も一人入れて、ってのが妙にリアルで可笑しかったです(笑)。


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tag : マルダ ピケ 強奪

0809 UEFA CL FINAL 展望

決勝までに色々と書く予定が、気が付いたらもう日が無いじゃないかという事で。とりあえず、決勝の展望というか妄想について書き留めておきます。


・先発予想

□□□□□バルデス
□□ヤヤ□□□□□ピケ
プジョル□□□□□□□シウビーニョ
□□□□□ブスケツ
□□シャビ□□□□イニエスタ
メッシ□□□□□□□□アンリ
□□□□□エトー



□□□□□ロナウド
□□□□□テベス
パク□□□□□□□□□ルーニー
□□スコールズ□□キャリック
エブラ□□□□□□□□オシェイ
□□ビディッチ□□リオ
□□□□□ファン・デル・サール



バルセロナについて

バルセロナは、左サイドにケイタを起用する可能性があるのと、怪我のイニエスタ・アンリの調子がどうなのか?二人ともが先発から外れる可能性は少ないと思うので、いずれかのみが先発の場合は左ウイングで、シャビの横にケイタを置く形が濃厚?などと考えております。

ただ、準決勝でも見られた問題点として、先発メンバーが最強であるが故に、途中交代で状況を改善しにくいという傾向があります。なので、怪我のイニエスタかアンリをベンチに温存で先発にはケイタを起用して、勝負どころでシウビーニョに替えて投入(ケイタを左サイドバックに)という形の方が無難ではあると思います。

あと、先発の時点ではメッシを最前線に、エトーを右サイドに回した形で様子を窺うかもしれません。が、結局は攻守両面であまり効果が期待できない気もするわけで。。最初からいつもの形で臨む可能性のほうが高そうです。


個人的には、勝負の鍵を握るのは選手ではなくグアルディオラ監督だと思っています。これは、基本的に選手を主役に考えたい自分の方針からすると例外的な感じもするのですが、そうではなくて。

準決勝の第二戦を思い起こして頂きたいのですが、あの試合での監督の采配は動きが遅いと批難されてもおかしくない様なものでした。ただ、ピッチ上の選手を信じてギリギリまで動かず静観した姿勢がロスタイムのゴールに繋がったと思うわけで。つまり、戦術重視の積極的な采配では、結果は出なかったのではないかと思うのであります。

この辺り、上手く表現しにくいのですが、戦術至上主義とは違った監督の姿勢というか。分かり易く言うとジーコ的な感じというか。戦術的にも高度で緻密なのはもちろんですが、最終的には選手の自主性を尊重し能力を信じるという部分が、決勝という舞台でどう影響するのかが楽しみなのでした。



マンチェスター・ユナイテッドについて

中盤は台形とフラットの中間みたいな感じで。メッシをエブラとパクで防ぎ、場合によってはスコールズも参加する、メッシ対策をまず主眼に置いた4-4-2という昨シーズンと同じ様な形で来るのではないかと。仮にメッシが中央に進出してきた時にも、パクがもれなく付いて来ます(笑)。

気になるのは今シーズンのスコールズの調子で、アンデルソンやギグスを選択する可能性もそれなりに高いと思います。リオの怪我もどうなのか分かりませんが、さすがに出るだろうという事で。展開に応じてベルバトフ投入の機会を窺いつつ、ギグスをどの位置で投入するかによって、中央に厚みを持たせるのか、それともサイドに重点を置くのか、色々と変化を付けられるのが心強い感じです。


両チームの選手層の違いもあって、基本的にはマンチェスター・ユナイテッドの方が有利だと思うのですが、どうもこの磐石振りが逆に気になる部分があります。つまり、0607シーズンの準決勝でミランに負けて以来、どうも戦術至上主義的な傾向が強過ぎるのではないかと。といっても、ほんの僅かなバランスのズレという程度なのですが。。。

贅沢を言うならば、今よりも多少脇は甘くとも、より魅力的だった頃の面影が試合中に感じられるような、そんな展開を期待したいものであります。ただ、今のチームは本当に磐石としか言い様のない仕上がりぶりで、これをどこまで維持できるのか?という点でも楽しみな一戦ですね。



参考
マンチェスター・ユナイテッド対バルセロナ チャンピオンズリーグ準決勝



以上、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。


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tag : バルセロナ マンチェスター・ユナイテッド 戦術至上主義 選手の自主性

カクテルレシピ

最近どうもコムズカシイものばかり書いている気がするので、たまには軽いものを・・・という事で。お気に召すかは分かりませんが、ひとつカクテルレシピを紹介してみましょう。


1.トールグラスに氷を適量入れる。
2.ウイスキーを指2本分ぐらい注ぐ。
3.柑橘系のジュースを指1本分ぐらい加える。
4.あればコワントローをティースプーン1杯分程度足す。
5.その上からジンジャーエールをグラス一杯に満たす。


これは昔バーでバイトしていた友達に教えて貰ったもので、作り方がアバウトなのは覚え方が悪いせいなのですが(笑)。半年ぐらい前だったか、最近ハイボールが流行っているらしいという話を聞いた時に、ウイスキー+炭酸でふと思い出したのがこのレシピでした。こちらの方が甘口で口当たりも良いし、あまり強くないので、興味のある方は一度作ってみて下さいませ。


と、そんな感じで今日はこれにて。
次回からはまたコムズカシイ事を書きそうな気もしますが(笑)、適当に宜しくお願いします。という事で。
以上、読んで頂いてありがとうございました。



追記。(5/25)

少し検索してみたところ、クロンダイク・クーラー↓などを念頭に置いて、家にあるもので代用して作ってくれたのではないかと。今更ながら、その発想に感心している次第であります(笑)。

カクテルタイプ カクテルレシピ クロンダイク・クーラー ( Klondike Cooler )


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神経(BlogPet)

きょうJFKは行動へ練習した。
でも、BKOと神経は嫌悪したかったの♪

*このエントリは、ブログペットの「JFK」が書きました。

衒学的な表現

ちょっと読み物をしながら思った事。衒学的、英語で言うとpedanticですが、今日はそれについて。


若かりし頃、というか最近でもそんな傾向は残っているのですが、自分は衒学的な表現への嫌悪感が、一般の平均よりも強かった気がします。特徴としては、「知識のひけらかし自体」を嫌うのではなくて、「理解が浅いのにひけらかすから」嫌っていた部分がありました。より厳密に言うと、執筆者の理解の問題なのか、それとも使用上の問題なのかに分かれるのですが、それを以下でもう少し詳しく書いてみます。



・理解不足、あるいは誤解による誤用

多いのは、聞きかじり程度の理解で修めていた事を思い付いて使用する場合。それから、かなり重なる部分もありますが、自らの能力を主張する目的で、敢えて難しい事に言及している場合。難しい事をきちんと理解するのは当然ながら難しいわけですが、生兵法が怖いのはどんな場面でも変わらないわけで。命に関わらないのに大げさな、と言われるかもしれませんが、場合によってはそれは信用の低下に繋がりますし、文字通りの命取りになるケースも少なくない気がします。

言論に関わる仕事をしている方はもちろんですが、政治家や企業の幹部から営業畑の人まで、「言葉」が重要な働きをしている仕事に就いている方は、案外多いのではないでしょうか。特に営業職を念頭においてみると、顧客が決断する理由として、具体的な論理やデータに裏打ちされた要素よりも、会話を通して醸成される雰囲気に因る部分が多いという話があります。そして、商談とは関係のない雑談の中で露呈した理解不足であっても、相手がそれに詳しい方である場合、商談の内容そのものへの理解も大丈夫だろうか、という疑念を抱かせる危険があります。


とはいえ、そうした事への警戒感が先に立って無難な事ばかりを話していても、信用を得られない可能性は充分にあるわけで。また、物事の本質を見抜くのが抜群に上手いとか、一度覚えた事を何十年にもわたって覚えているような超人的な能力の持ち主であれば別ですが、大抵の人にとっては、理解不足なり誤解なりは少なからずあるわけで。そう考えると、気にし過ぎるだけ損という話も出て来ます。

また、気を付けたいのは、受け手側の理解不足というケースも同じぐらいの割合で存在しうるという事で。例えば読み物について言えば、自分が誤解をしているという可能性もあるわけで、後になってこっそり作者さんにお詫びする事もあったりします(苦笑)。逆に、こちら(話し手)の理解が正確でも、相手側の理解の問題で誤解が生じていた・・・というケースもあります。ただ、この場合は問題が露呈する事は稀で、誤解されたままという結末が多い気がします。


では、どうすべきか?先に述べたような超人的な能力を身に付けるのが一番の解決策なのでしょうが(笑)、一般人としては「自分と相手の双方で誤解の余地を考慮した表現を心掛ける」のが、一番無難ではないかと。それは問題の文章を反面教師にしているという側面があるのですが、つまり、自分の理解不足という可能性を考慮して、更には受け手側にも想像力を働かせて文章が書けているかという事で。こうした心構えを持っているかどうかで、文章の印象もずいぶんと違ってくるのではないかと思うのです。

理解不足や誤解がある程度の頻度で生じるのが避けられない以上は、厳密性の追求に神経を費やしても得られるものは少ないという側面。それから、そうした厳密な文章は、えてして受け手側に誤解を生じさせ易いという側面。受け手が誤解しないにしても、文章の与える印象という点ではマイナスになるという側面を考えると、余裕を重視した文章の作り方を志すのが一番ではないかと。そんな事を考えていたのでした。



センスの問題

予定以上に長くなってしまったので、以下は簡単に。

筆者の理解が正確で、更に受け手の理解に問題がなくても、あまり良くない印象を残す書き方があります。これは最初に書いた「執筆者の使用上の問題」に当たるのですが、その原因は書き手のセンスの問題ではないかと。そして、特に向こう見ずな10代の頃には、そうしたセンスに欠ける表現者を嫌悪していた記憶があります。というか、嫌悪というと表現としては厳しいので、敬遠という感じでしょうか。


具体的には、引用の仕方が下手というか、微妙にずれているケースが多いというか。たとえ話を例に取ると伝わり易いのではないかと思うのですが、話の主題にピッタリな譬えが少なく、どうにも微妙な印象を受ける譬えが多い書き手は、知識人と目される方の中にもそれなりにおられる印象で。これは翻訳ものを読んでいても時々感じるのですが、哲学的な文言や古典文学の表現などを、出典元を強調しながら引用するケースが目立つ書き手が少なからずおられます。その方の知識の量と質には敬意を覚えるものの、話の主題として、あるいは話し手としてはどうなのだろうという疑念がついて回るという感じでした。


今になって思うのは、使わない知識はどうしても忘れ易いという事で。「少しぐらい」本筋から逸れても、思い付いた時に使っておく事はまず自分にとって有用で、読者にとっても目的外の知識というのは案外馬鹿にできないというか。思わぬ拾い物があるからやめられない、という要素を、昔よりも実感しているが故の変化なのかもしれませんし、また、書き手側の事情をより斟酌できるようになった事も大きいのかもしれません。

もちろん、話の主題に完璧に合致する、しかし全く思いも掛けないような引用をできるのであれば問題はないのですが、少しぐらいずれていても構わないという、受け手としての余裕というか。上記の「少しぐらい」の許容範囲が年々拡大している事が原因として大きいのかもしれませんね。・・・と、許容範囲と言えば、前段の「理解」についても、かつては90点以上じゃないと違和感を感じていたのが、最近では6割で上等と思えるようになった影響がありそうです。



・「馬鹿の一つ覚え」への対応

学んだ知識を反復練習する事で身に付けるのは重要ですが、それを妨げるものとして、「馬鹿の一つ覚え」というちゃちゃがあります。これは中高生の頃に多かったのですが、とりあえず自分は二回目以降は、「いやいや、馬鹿の一つ覚えを繰り返してるのはどっちやねん?」なんて切り返して、笑いを誘って収める事が多かった気がします。

何となく懐かしく思い出したので書いてみましたが、考えてみると生意気な事ですね(笑)。



以上、今日はこんなところで。書き出した時には1/3ぐらいの量を想定していたのに・・・ってのはいつもの事ですが(苦笑)、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
今日はこれにて。


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