心に映りゆく由無し事

一年を締めくくるにあたって、最後の記事をなんちゃってエッセイ風にすると決めてはいたものの。最近の自分のテーマである「構成よりもイメージ優先」で書くのは少し不安で。開き直って意識の流れ重視のなんちゃってジョイス風小説にしようかとも思いましたが、せっかく読んで頂く方に不親切という気もして。


そんなこんなで、混沌を多少意識しつつ試しに書いてみたら、意識下の自分に適当なところでまとめられてしまったので、それで今年の締めにしたいと思います。ちょいと素直すぎて怖い気もしますが、お楽しみ下されば幸甚であります。

あとは今年のまとめだけですが、いつも読んで下さっている方はもちろん、たまたま迷い込まれた方も含め、本年はありがとうございました。できましたら、来年もまた宜しくお願い致します。

では皆様、良いお年を。



***


ブライアン・ウィルソンの『スマイル』を聴いていて。

このアルバムが出た時に思ったのは、「『スマイル』はあの時期のブライアンの頭の中にしか存在し得ないものなのだから、ブライアン本人が発表する気になったからとはいえ、こんな形で世に出して欲しくなかった」という偏狭なものでした。

その一月前に発表された彼のアルバムが現在の彼らしいとても良いアルバムだった事もあって、『スマイル』でのブライアンはどこか無理をしているような感じを受けたのであります。

そして今回、改めて聴き直して思ったのは、「ブライアンを超えるのはブライアンしかいない」という事であります。と言っても、やはり「超えようとして結果失敗した」と思っているわけなのですが。それでも、それに挑んだブライアンの姿勢を高く評価したいと思ったのでありました。「挑めるのは本人のみ」という状況で、彼は挑んだわけですよね。そして、超える事が全てではない事を示してくれた。


レッド・ツェッペリンが再結成というニュースを聞いた時に、30年前と比較して落ちているに違いない演奏技術や、当然いないボンゾの存在を思いました。

10年ほど前のロバート・プラントとジミー・ペイジのアルバムはなかなか良いと思った記憶がありますが、ツェッペリンの名前で活動する事はそれとは違うわけで、期待よりは不安をまず感じたのであります。

しかしながら、世間での盛り上がりはとても凄まじいもので、「今現在リアルタイムでツェッペリンが再結成する」という事の意義は、多少のマイナス点など軽く吹き飛ばしてしまうぐらいの価値がある事なのでしょう。


斜に構えて欠点のあら探しをするような態度は取りたくないと思っているので、これらの過小評価については「オリジナルをこの上なく高く評価する故」と考えて頂ければ幸いですが、自分は「その名に値するだけの質を維持して欲しい」という気持ちが、或いは強すぎるのかもしれません。

とはいえ、明らかに他とは次元が違う才能を持っていて、それを発揮できる環境が与えられている、という恵まれた状況にあるわけですので、できるならば辛口の期待に応えて欲しいと思ってしまうのであります。


かつて。ジョージ・ハリスンが亡くなった事は、偶然入ったコンビニで知りました。

その日は昼間にイノダコーヒーで友人と会っていて。夕方に別れて。たまたま入ったコンビニで。DJが何を言っているのか。一瞬理解できず。その後、どんな曲が流れていたのかも。とにかく、その曲が終わりかけた頃に、「ああ、亡くなったんだ」と。

生きてさえいれば何かしらの可能性はあるわけで。とはいえ既に20年も前にジョン・レノンはこの世から去ってしまっていて、4人で復活する可能性は絶無だったわけですが。残っていた「3人が揃ってステージに立つ姿」を実際に観る可能性も無くなって。

あの時に「どんな無様な姿でも、ステージに立ってくれればそれでいい」と思った事が、数年を経て意識から滑り落ちて、また今回思い出したのは不思議な感じですが。結局は、10代の頃から自分はたいした進歩をしていないのかもしれません。


最近、10代という時期はとても貴重で特別なものだったのだな、という事を実感していました。

自分は基本的にマイペースで、ある種わがままを貫くところがあったのがまだ良かったと思うのですが、10代の頃に孤独の中で何をどれほど味わったか、が、その後において決定的な意味を持つとまでは理解できていなくて。一人の時間をどう過ごすかが重要だと、どこで悟ったのかは今となっては分かりませんが、そうした「一人の時間」の質の重要性には感付いていても、「一人の時間」の量の重要性は意識できていなくて。

とはいえ、片方なら何とかなるだろうと甘い考えを持っているわけなのですが。年下で、素直に尊敬できる深みをもった人に出会うと、正直に言って多少の後悔は浮かんで来ます。仕方のない事なのですぐに止めますし、そもそも頻度は高くないのですが。


自分について考えると、特にこの2ヶ月ほどは、いわゆる「中二」的な傾向が多少あります。人間の成長のピークが18~20代前半にあるのは間違いないだけに、それを過ぎて落ちてきたという事なのかもしれません。

かつて、司馬遼太郎氏は「40になって嫌いな事が我慢できなくなった」と言い、奥田英朗氏の小説の登場人物は「30代にもなって、許せない事が多いんだから」と言われ、自分は既に20代にしてその状態に陥った辺りが辛いところですが、加齢に対する何がしかの恐怖は多少はあります。半年ですら、変われば変わるものだと思うだけに、用心したいものであります。


そういえば、吉行淳之介氏の小説の主人公が「20代後半と20代前半の隔絶」について述べていましたが、あれは実感として納得できる部分があります。

月日が経つのはあまりに早く、成り難いのは特に学に限った事ではありませんが、一面が多少は形に成ったと、思った時には別の一面が見えて来るわけで、それで初めて認識できる瑕疵も少なからずある。という事で片付けたいところなのですが。それだけじゃないとしたら、かなり厄介ですね。


久しぶりにレッド・ツェッペリンの無名アルバム、通称「Ⅳ」を聴いて。ギターの音に懐かしさを覚え、間奏で自分もまぜて欲しいとばかりに声を張り上げるロバート・プラントに大笑いして、起承転結の後で再び始まる5曲目を耳にしてA面B面があった頃に思いを馳せ。

そして何よりも4曲目。5分30秒頃から何度聴いた事か。しかし、久しぶりに聴くギターはそれほど魅力的ではなく。コピーまがいのものが氾濫しているだけに新鮮さを感じられないのか。むしろ、特に変わったフレーズを披露しているわけでもないボンゾのドラムが素晴らしくて。8曲目も聴いた後では、ドラマー部門の心のベストテン第1位はこんな人だったとしても不思議はない気がして。キース危うし。負けるなジンジャー。頑張れリンゴ。たまには叩いてくれデイブ・グロール。

そんな中で、かつてコピーしたギターソロの間違いに気付いて。バンドスコアは参考までに、と思いつつも、鵜呑みにしていた過去を付き付けられた気がして。まぁ偉そうな事を言っていてもこんな程度だと、そんな感じで、来年も頑張ろうと思う今日この頃でありました。


以上、今年はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。




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クラシコのレアル・マドリード

続いてレアルについて。


・守備組織
ラウールらに多少のチェックをさせた後はおとなしく自陣に引き篭もっていた。
ここまで組織的に守るレアルは初めて見たかも?
何と言うか、バレンシアとかリバプールみたいな気配が・・・。


・カシージャス
それでもバルセロナは個人技で何とかゴールに近付く。
何度か決定機を作っていたが、カシージャスの壁を破るのは至難の業でした。
飛び出しの判断、シュートへの反応、戦う気持ち、何もかもが高いレベルで、本当に凄い選手です。


・守備の指示
特にロビーニョに関して、ちょっと妄想したのですが。
前任のカペッロ監督の場合、「ここが敵に攻められると困るからこうしろ」といった感じだと思うのですが。
試合を見ていて何となく思ったのは、「敵がこう攻めてきた時にこう潰したら、気持ちいい形で攻められるよ」ってな指導をしているのかな?なんて思ったのでした。
その結果なのかどうなのか、ロビーニョもサボる時はサボってましたが、ちゃんと守備をしていた時間も結構ありました。


・バチスタとグジョンセン
ともに開幕前には戦力外に近い状態だった二人。
ともに最近の試合で自分の価値を示していたのだが・・・。
この試合でも大活躍のバチスタと、ベンチで心配そうにピッチを見つめていたグジョンセン。
二人の明暗が結果に影響した、様な気もしたのでありました。


・ブラジルとレアル
連想したのは、コパの決勝。ブラジルがレアルで、アルゼンチンがバルセロナ。
君達がそれをやったら確かに強いよ、という感じ。
でも・・・と続くのですが。

レアルのサポーターは、あの引き篭もり作戦で満足なのでしょうか?
何でもいいから勝ってさえいれば満足なのかな?
ちょっと勿体ないというか、残念な気持ちです。
まだビッグ・ネームを前線に並べてドカン、の方が好きかも。



レアルはそれほど書くことはないですね。
とにかく選手個々も素晴らしかったし。
強いてあと付け足すとしたら、カンナバーロとぺぺのセンター・バックでしょうか。
見事にエトーを封じ込めていました。
そんな感じで。


以上、読んで頂いてありがとうございました。
今日はこれにて。


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クラシコのバルセロナ

なかなかまとめられないので、年末も押し迫ってきた事もあって、箇条書きでとりあえず記事をアップしておきます。後から付け足すかどうかは未定です。。。


ということで、クラシコについて。まずはバルセロナ。


・左サイドのアビダルとロナウジーニョ
シウビーニョの方が確かにロナウジーニョとの息は合っている。
しかし彼の投入はなし。守備を重視した?

解説「全然パスしてくれないから前半途中からあまり上がらなくなった?」
もしそうだとしたらかなりの問題では?
囮としての動きを監督が評価していないのか?

昨年のロナウジーニョは、自分の動きにキレがない時には素直に味方を使っていたような・・・。
この日は一に自分、二に自分って感じ。
抜く時もあるけど、止められる時もあった。試合勘がどこまで関係しているのか?


・右サイドのイニエスタ
予想以上に機能していなかった。
足元ばかりではなく、裏に抜ける動きがもっと欲しかった。

一方、敵に引き篭もって中盤から前線のスペースを埋められると、彼のドリブル以外にボールを前に運ぶ手段がない(後で付け足しあり)。
なので彼が中盤に下りるが、それで生じたスペースを誰も上手く使えていない。

中盤にポジションを移してからは流石の動き。
このチームにあって、絶対に欠かせない選手だという事を証明していた。


・デコの交替
何となく監督の考えていた事は分かるけど、納得はできないかな。
百歩譲ってデコを下げるのは確定としても、入れるならグジョンセンを入れて欲しかった。縦方向の動きが皆無だったので。

交替の前に、前半15分ぐらいの時点で組織として機能していない事は明らかだったので、適度にマイナー・チェンジを指示しても良かった気がします。
例えば、イニエスタを左に、エトーを右に、ロナウジーニョを真ん中に移動させるとか。
それでも機能しないようなら、その時点で初めてロナウジーニョoutボージャンinという交替をしたら良かったのではないかと。素人考えで思うのでした。

デコは先発起用の期待に応え、守備ではロナウジーニョの後ろをケアしつつ相手選手を潰し、攻撃ではゲームの組み立てを担っていた。
惜しむらくは、ゲームを組み立てようにも、メンツ的に選択肢が少なく、更にレアルの守備陣の奮闘によってただでさえ少ない選択肢が更に狭められていた事。


・守備陣の攻撃参加(ボール運びを手助け)
前線にボールが入らない状況で、ドリブルでボールを持ち上がったガブリエル・ミリート。
チェルシーのリカルド・カルバーリョとか、同僚だけどプジョルとかを連想しました。いい判断。

同じく、パスを狙いながら徐々に位置を上げていったマルケス。
パスは狙いすぎの気配があったけど、いい動きでした。

積極的に前線に絡んでいたトゥーレ・ヤヤ。
彼は中盤の底よりも、中盤の前の方で使ったほうが良いのかも?競争率高いけど。

彼らは全員、戦う気持ちが出ていて良い印象でした。その点で印象に残ったのは、後はイニエスタと途中出場のボージャンぐらいだったから。


・いなくなった人たち
まずは左サイドでロナウジーニョを攻守にわたって助ける:ファン・ブロンク・ホルスト。
右サイドで裏に抜ける動きが得意な:ジュリ。
中盤の底で相手選手の攻撃の芽を潰すカード・コレクター:モッタ。

誰か一人でもいれば、また違ったかもね、と昔を懐かしんでみたり。


・自分が考えていたフォーメーションについて
レアルがあそこまで守備的に来るとは思っていなかった。
守備を意識しすぎたかな、という感じ。
まだまだ奥が深いです。難しい。



以上、こんな感じで。
読んで頂いてありがとうございました。
今日はこれにて。


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議論と批判と

ホームページやらブログやら携帯のメールやらが盛んになったせいで、文章を書くという習慣がここ10年ぐらいで飛躍的に増えた方が多いと思うのですが。

ジェスチャーもイントネーションも助けてくれない、文字だけが頼りの世界で、一般社会以上に問題が生じるのは当たり前という気はします。


それについて、特に気を付けたいと思ったのは、一つは議論について。一つは批判についてでありまして、当たり前といえば当たり前の事ですが、一応書き記しておきます。


議論について言えば。幸か不幸かこのブログには縁が無さそうですが、他所様の様子を見ていて一番思うのは、自分の意見の押し付けは議論ではないという事で。相手の言っている事を「理解する」のと、「納得する」或いは「同意する」のとが違う事を理解できていない人が多い気がするのであります。

相手の意見をきちんと理解できていないから、自然、反論は的外れになって。順番に発言をしているだけで、実際には議論にも何にもなっていない。。。

自分がそうならないように気を付けつつ、そんな相手に巻き込まれないように気を付けたいものであります。


批判について言えば。何かを頭ごなしに完全に否定して、それを断定口調で語る事は、確かに何がしかの気持ちよさを含んでいます。

しかしながら、ある人の気晴らしの為に全否定される人はたまらないわけで。

それと、批判をするならばやはり何がしか改善のヒントみたいなものを付けておくのが望ましいと、そんな事を思うのでありました。批判のための批判は、見ていて見苦しいですよね。


以上、何となくまとまったところで、今日はこれにて。





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TVピーポー

ついでに、最近観たものについて簡単にまとめておくと。



・Mステ他

チャットモンチー。彼女らはどこを目指すのでしょう?歌を聴きながら、矢野顕子さんとコラボして欲しいなとふと思ったり。「とび魚のバタフライ」を披露していたのですが、ベースが良いですね。

コブクロ。やはり日本人なので歌謡曲は基本的には好きなのですが。初期の彼らは80年代中心歌謡曲ってイメージでしたが、そこに止まらずえらく範囲が広がっている印象。
欲を言えば、70年代フォーク同様、同じ情報量で歌の長さを2/3にできないかな、と。自分がパフォーマーの時には曲の長さが実に頼りになるだけに、大きな声では言いにくいのですけどね。

桑田氏。歌謡曲路線。でも決して悪くはないのですが。「明日晴れるかな」のコーラスが無ければまだ何とか。いけるかも?
気分を変えて、クリスマスの番組(?)で披露していた「白い恋人達」について。「忘れられたBig Wave」以来、クリスマス系の曲や「あなただけを」などで検討されてきたBeach Boys系譜の決定版。ベタではありますが、とても上手く曲に溶け込ませたと思います。厳しい事を言うと、自己模倣に進歩があったのはこの頃までかな、という気もして。ちょいと哀しい。

何だかんだで、今年は例年になくJ-Popを聞いたかも。で、ジャニーズの方々がやたら多い印象なのですが、これだけ各種グループをデビューさせてヒットさせるジョニーさんはやっぱり凄い、のかも。



・CM

こういう作品を作れるのが羨ましいなぁ。。馬鹿馬鹿しくて素敵です。



・伊丹監督

没後10年ですか・・・。しかし、確かに1998年って、色んな事が終わった年だったのかもしれませんね。



何だか、酒場で管を巻くおっさんの独り言状態になってきたので、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。


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M1GP2007

何だか慌しくて、なかなかクラシコについてまとめられない今日この頃。書きたい事が多いのも原因の一端ではあるわけで。では、簡単に書けそうなもの・・・という事で、先日行われたM1GP2007について簡単に。


とりあえず、最終の三組については異存無しで。笑い飯にはもう少し期待していたのですが、くじ運も悪かったかな、と。

最終決戦については、審査員が各自一組を選ぶやり方ではなく、総得点で競う形だったら結果は違っていたかな、とも思いました。個人的には、かなりの僅差でトータルテンボス、次点でキングコングという印象。サンドウィッチマンは、最初のネタは文句なしだったのですが。その印象が強すぎた事もあってか、最終決戦では評価が辛口になってしまいました。


以上、読んで頂いてありがとうございました。
今日はこれにて。


テーマ : TV番組 - ジャンル : テレビ・ラジオ

クラシコ直後

決戦直前のスペシャル番組をWOWOWで観てから、何となくリアルタイムで試合を観たい気持ちになって。早い時間から眠りに就いて、起きてからは、何故か無料大放出状態だったe2 byスカパーのチェルシー戦を観たり、上記特別番組のスタジオトーク部分をまるごと削除してディスクに保存したり、そんな感じで過ごしていました。

ところが、2時50分になっても機械が動かない・・・??と確認してみたら予約日時が何故か翌日になっていて。慌てて修正したのでありますが、リアルタイムで観たいと思ったのは或いは虫の報せだったのかもしれません。


で、久しぶりに試合を食い入るように観戦して、自分のフォーメーション案の稚拙さを嘆いたり監督の交替策を検討したりと、あっという間の二時間でありました。

詳しくはまた明日にでもまとめるつもりですが、とりあえず試合終了直後に思った事。


「バルセロナのファンに、サンタさんからの贈り物・・・新しい監督だよ!」


そんな感じで、読んで頂いた皆様に、心から。
Merry Christmas!


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クラシコ前夜

試合に備えて仮眠を取るので「前夜」なのでありますが(笑)、いよいよ数時間後に試合が始まるという事で、録画していたWOWOWの特別番組などを先ほど観て、盛り上がって来た今日この頃です。

その特別番組では、フェルナンド・イエロとジョゼップ・グアルディオラの特別インタビューがあったのですが、それがとても良くて、ちょいと感動してしまいました。本当に二人とも格好良いです。

彼らのプレイが素晴らしいものだった事は周知の事実でありますが、彼らはピッチ上の事だけではなく、多くの人からの期待やら責任やらをしっかり背負って決して逃げなかったわけで。ピッチ外でも高い理想を持って妥協しなかったからこそ、人間的にもあれだけ大きくなったのだろうな、なんて事を考えていました。

いつの日か、我が国にも、彼らの様な責任感と誇りを持ったプレイヤーが出て来て欲しいものです。って、カズを始めとしてあの世代までは世界と比べても(実力はともかく)責任感溢れるという点では劣らない選手たちがいたはずなのですが・・・。

という事で、中田英寿元選手の評価が日増しに下がっていく今日この頃であります(苦笑)。彼のピッチ上での責任感は好きだった一方、それ以外の面は否定的だったので、あんまり変わっていないって話もありますが。あの引退発表の文章って国語の教科書に本当に載せるんでしょうか?


何やら愚痴が始まりそうなので、今日はこれにて(笑)。
読んで頂いてありがとうございました。



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幼い狸

たまには、人様の役に立つものを書いてみようという事で。

いきなりですが、徳川家康公の幼年期を振り返ってみたいと思います。


1542年12月に三河岡崎城主の嫡男として生まれた家康公ですが、彼が曲がりなりにも運が良かったと言えるのはこの時点まででありました。

彼が3歳(数え、以下同じ)の時、母の実家が織田家の傘下に入った事が原因で、今川家を憚った父は母を離縁します。数えで3歳とはいえ満年齢では1歳半の時で、この時期の母との別れが精神発達に多大な影響を及ぼす事は現在では既に明らかでありますが、哀しい出来事でありました。

しかし、彼の悲運は更に続きます。


彼が5歳の時、織田家に対抗する為に今川家の後押しが欲しい父は、彼を人質に出す事に決めます。が、その途上で彼は義理の母の実家によって、織田家に永楽銭1000貫で売られてしまいます。

織田家からの要求を父が拒絶した事で、彼は実家から見捨てられ、いつ殺されても不思議ではない身で織田家での人質生活を送る事になります。


更に不幸は続きます。

その1年後、家臣による殺害、或いは急病の為に(諸説あり)父親が急死。彼は8歳にして天涯孤独の身となり、以後10年に渡って駿府での苦渋の人質生活を余儀なくされるのであります。


その後、成人してからも妻や子供に絡んだ彼の不幸は続くのでありますが、それは割愛するとして。


家康公の評価、特に秀吉公が亡くなってからの彼の評価は人によって様々ですが、幼年期にこれだけの不幸を抱えながら、それでも腐らずに遂に天下を統一して260余年に及ぶ平和を築いた事は、記憶しておくべき事だと思います。

もしも彼のような境遇にあったならば。自分ならば自暴自棄に陥って身を滅ぼしていたでしょうし、彼が推理小説の登場人物ならばほぼ確実に犯人間違いなしでしょう。犯人幼年期トラウマ型はいいかげん飽きるのですが、それはさておき。


上手く行かない時に、ことさら自分だけが不運であるように嘆く時があります。
そんな時に、自分よりも遥かに不幸で、かつ自分など遠く及ばない業績を残した彼の事を思うと、我が身を恥じる想いが起こるのであります。


ここで、とあるお方が書いておられた事を勝手に引用します。

 自分より不遇な人々は世の中にどれだけいるのでしょうか。
 そんなことを考えてみれば、「私は不幸だ」などと人に言うことは
 恥ずかしくておこがましいことに思えてくるのではないでしょうか。
 自身の不幸を何かの理由にする人などは、
 自分のことばかりを意識している人が多い様に感じられます。


言われたらその通りと思える事でも、それを自分で気付くのは難しい事であります。というより、それなりの年月を生きて来ても、それは無理ではないかと思う時が多々あります。

しかしながら、そこで諦めては周りの迷惑になるだけでありまして、となると自分が心掛ける事は、その場で自分で気付くのは無理でも、人に言われたら気付くように、それもできるだけ早く気付くように、という事になるのでしょうか。

その辺りの答えは、各自がそれぞれ導き出して頂ければ幸いであります。



以上、読んで頂いてありがとうございました。
最近何だか真面目なものが多いですが、今日はこれにて。


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クラシコ前

今週末のクラシコを前に、勝手にフォーメーションを考えてみました。



・バルセロナ・プラン1:ノーマル

    ボージャン

イニエスタ    エトー

 グジョンセン シャビ

  トゥーレ・ヤヤ

アビダル    プジョル

 ミリート マルケス

   バルデス


自分が観た試合では、ドス・サントスは先発ではまだ少し・・・という雰囲気なので後半に期待という事で、メッシが使えないのは痛いですがこんな感じで。

ボージャンとエトーは逆でも良いですが、状況に応じて適宜入れ替えても面白いかも?と思ったもので。左サイドのイニエスタとグジョンセンも適宜入れ替わると思うので、守備陣は混乱しそうです。味方も混乱しそうですが(笑)。



・バルセロナ・プラン2:ロニー

       エトー

ロナウジーニョ  イニエスタ

       シャビ

 トゥーレ・ヤヤ マルケス

アビダル       テュラム

    ミリート プジョル

      バルデス


何とかロナウジーニョを上手く使えないかと考えたのが上記。ロニーの後ろをアビダルとトゥーレ・ヤヤでカバーするのが目的です。

好調で結果も出したグジョンセンを外すのは切ないですが、後半に期待という事で。でもデコもいるんだよなぁ・・・。メッシの怪我のお陰で(?)シャビとイニエスタが揃ってスタメンにできるのは不幸中の幸い?

守備陣は、テュラムとプジョルは逆でもいいのですが、プジョルの場合はサイドバックにすると責任感から頑張って上がりそうなので、右サイドは守備専念って事を明らかにする意図もあってテュラムに。ロビーニョが怖いです。

当然、攻撃目的で交替する時はまずテュラムを替えるわけですが、プジョルがずれてマルケスがずれてトゥーレ・ヤヤが中盤の底に一人になって・・・という玉突きのような変化はちょっと面白いですね。


ま、実現の可能性は限りなく低いですが、昨シーズン突然3バックで勝負に挑んだライカールト監督の閃きに期待しましょう(笑)。というか、冗談ではなく一度これを国王杯辺りで実験してみて欲しいんですけどね。



・レアル・マドリード

おそらくは先週と同じでしょう。


メッシがいれば、守備強化の為にエインセ(ハインチェ)が先発だったかも?ってぐらいで。このメンバーで充分強力なので、あまり語る余地がありません(笑)。ただ、付け入る隙は結構ありそうですが。



以上、対戦が楽しみだということで、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。


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