オススメ動画:小惑星探査機はやぶさ
今日、ちょっとした偶然から教えて頂いた動画が面白かったので貼り付けておきます。何だかな〜と思うような事を書くのはどうも筆の進みが遅いですが、こういうのは良いですね。特に何の予備知識もなく楽しめると思いますので、是非どうぞ!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8858782
画面下部に出て来るオレンジ色のコメントが解り易いです。
ニコニコ動画はコメントで画面が見えにくくなるという困った傾向がありますので(笑)、一応簡単にまとめると。今回の件は、4基のエンジンのうち2基で地球に向かっていたところ、そのうちの1基に寿命が来てしまった事が発端でした(11/9)。
そして、その解決策として、既に使用を停止していたエンジン2基の使える部分同士を使って、1基ぶんの出力が得られる事を確認。残った1基のエンジンと併用して、地球への帰還が再開される事になりました(11/19)。
文章で書くと大した事はなさそうな気もしますが、コメントにもあったように、厳しい制限の中でエンジン同士を繋ぐダイオードを追加するのはどれだけ難しい事か。。。運に恵まれているという部分も確かに大きいですが、やはり技術者の底力を感じますし、こういうのを見るのはとても嬉しいですね。
画面に出て来るコメントの中には政治に関する発言も多く、確かに自分も言いたい事はありますが、まずは素直に技術者の方々の労をねぎらいたいです。帰還予定の来年6月を楽しみにしております。
ちなみに、ちょっとアマゾンで検索してみたら、吉田武「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」(幻冬舎新書)は、1週間前後かかるとはいえまだ入手可能みたいで何よりです。吉田武さんの作品はどれも、質に反比例して絶版になる傾向が強いので、興味を惹かれた方はお早めに!
以上、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8858782
画面下部に出て来るオレンジ色のコメントが解り易いです。
ニコニコ動画はコメントで画面が見えにくくなるという困った傾向がありますので(笑)、一応簡単にまとめると。今回の件は、4基のエンジンのうち2基で地球に向かっていたところ、そのうちの1基に寿命が来てしまった事が発端でした(11/9)。
そして、その解決策として、既に使用を停止していたエンジン2基の使える部分同士を使って、1基ぶんの出力が得られる事を確認。残った1基のエンジンと併用して、地球への帰還が再開される事になりました(11/19)。
文章で書くと大した事はなさそうな気もしますが、コメントにもあったように、厳しい制限の中でエンジン同士を繋ぐダイオードを追加するのはどれだけ難しい事か。。。運に恵まれているという部分も確かに大きいですが、やはり技術者の底力を感じますし、こういうのを見るのはとても嬉しいですね。
画面に出て来るコメントの中には政治に関する発言も多く、確かに自分も言いたい事はありますが、まずは素直に技術者の方々の労をねぎらいたいです。帰還予定の来年6月を楽しみにしております。
ちなみに、ちょっとアマゾンで検索してみたら、吉田武「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」(幻冬舎新書)は、1週間前後かかるとはいえまだ入手可能みたいで何よりです。吉田武さんの作品はどれも、質に反比例して絶版になる傾向が強いので、興味を惹かれた方はお早めに!
以上、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
テーマ : ひとりごとのようなもの - ジャンル : 日記
歴史的雑談
何だかどうでもいい事を言いたくなって来たので、適当に書いてみます。ちなみに、なかなかに酔ってます。
で、少し前から考えていた、「一番縁起の悪い大臣はどれか?」ってのを考えてみます。これはどういう事かというと、かつて秀吉が官職を得る時に、右大臣にしてあげようという話だったのが、「右大臣は信長様の最後の職で、どうも縁起が悪いから嫌だ」と断って、もしも右大臣になってくれたらみんな丸く収まるのに、結果左大臣と関白職をめぐって摂関家でごたごたがあって、「それならワシが関白になっちゃるだがや」とかなんとか言って秀吉が就任するわけです。
という事で、なんのこっちゃ分かりませんが、左右に内大臣を含めて縁起でもない事に遭ってしまった人たちを列挙して比較してみようという試みです!さすがに太政大臣で変な事に遭難した人はいないでしょうって事で。
■左大臣
え〜と、まずは長屋王。藤原四兄弟に陥れられて自殺しちゃいます。そういえば、そごうは撤退したんだったか。全国の歴史ファンが「祟りがあるぞ〜!」とか言ってたのが直接祟ったんじゃないかと密かに思う今日この頃。集団の力って恐いですよね。
それから安和の変の源高明。摂関家による他氏排斥事件の最後を飾っちゃいました。以後、摂関家は内輪もめに走ります。ただ、命に別状はなかったのでまだ良かった方かと。
悲惨なのは藤原頼長。悪左府なんて呼ばれてたそうですが、保元の乱を引き起こした張本人。で、この時に敗れた崇徳上皇側の人間は流罪なり斬首なりされちゃいましたが、とりあえず戦闘においては直接被害を加えられていないわけです、みんな。たとえ敵方とはいえ、高貴な方々に傷を負わすとかありえない時代だったわけですが、頼長は運の悪い事に流れ矢に当たって重傷を負います。それがどれだけ確率の低い事だったかという話で、運が悪すぎです。更に、助けを求めて奈良まで父親に会いに行ったのに扉を開けてもらえず、そのまま亡くなります。
あと思いつくのは豊臣秀次。殺生関白とか微妙に巧い事を誰が最初に言ったのか知りませんが、どうもこうして陥れられた方々のご乱行って共通点がありすぎるわけで、陥れた側の宣伝がどの程度か?って感じですね。側妾を全員SATSUGAIするあたりがやましさ満点です。側室に加わる予定で上京したばかりだった駒姫の悲劇もありました。これのせいで最上義光は家康のためなら何でもしちゃうぞ〜となったも同然ですし。
いささか雑談が過ぎますが、思いつくのはそんなところ。他にいたらどなたかフォローお願いします〜。
■右大臣
細かい事を言うと、本能寺の変の時点で信長は無官だったので、右大臣で遭難したわけじゃないんですよね。だから三職推任問題とか出て来るわけで。話が逸れますが、信長の希望は「全部」だったんじゃないかとも思ったり思わなかったり。太政大臣・征夷大将軍・関白を同時に務めると(以下不敬罪によりかっと)。
で、右大臣での遭難といえば、歴史上有名な二人。つまり源実朝と菅原道真です。東風吹かば、匂ひをこせよ梅の花、割れて砕けて割けて散るかも。で・・・彼らの印象が強いから、右大臣が縁起の悪い大臣筆頭かな〜と思っていたのですが、その次が出て来ない。。。これで打ち止めでしょうか???
あ、大化の改新後に左右の大臣ができて、最初に任に就いた蘇我倉山田石川麻呂がいました。そういえば壬申の乱の時には蘇我赤兄と中臣金が左右大臣だったかな。まぁあれは内乱だったのでちょっと毛色が違うので保留しときます。う〜〜〜ん、他に誰も思いつかない。。。
■内大臣
・・・。・・・。・・・。思いつきません。もしかしたら、昭和になるまで内大臣で酷い目に遭った人っていなかったのかも?
っと思ったら、藤原伊周がいました。叔父である権大納言・道長と氏の長者を争って敗れました。でもこれもそんなに悲惨という感じではないかなぁ。。。
あとは、明治新政府に辞官納地を迫られた徳川慶喜も内府だったかな。これもまぁそんなに・・・という感じで。
あ、織田信雄がいました。秀吉に領地替えを命じられて逆らって150万石をボッシュートされてしまった可哀想な信長の次男。ただ彼の子孫は信長の血を後の世に伝えました。そんなところでしょうか。
■まとめ
もっとたくさん出てくるかと思ったけど、なかなか少人数で少し残念でした。判定しにくいなぁ。。。でも菅家と鎌倉右大臣のコンボで、縁起の悪い大臣は右大臣に決定します!
といっても、実際には大臣に昇ってえっへん幸せという方が大多数だったでしょうから、まぁ戯言という事で流して下さいませ。
では、今日は・・・・って、太政大臣というか太師なのに叛乱を起こした恵美押勝を忘れてた〜!あれは例外ですねぇ。。。
では改めて、今日はこれにて。
読んでいただいてありがとうございました。
で、少し前から考えていた、「一番縁起の悪い大臣はどれか?」ってのを考えてみます。これはどういう事かというと、かつて秀吉が官職を得る時に、右大臣にしてあげようという話だったのが、「右大臣は信長様の最後の職で、どうも縁起が悪いから嫌だ」と断って、もしも右大臣になってくれたらみんな丸く収まるのに、結果左大臣と関白職をめぐって摂関家でごたごたがあって、「それならワシが関白になっちゃるだがや」とかなんとか言って秀吉が就任するわけです。
という事で、なんのこっちゃ分かりませんが、左右に内大臣を含めて縁起でもない事に遭ってしまった人たちを列挙して比較してみようという試みです!さすがに太政大臣で変な事に遭難した人はいないでしょうって事で。
■左大臣
え〜と、まずは長屋王。藤原四兄弟に陥れられて自殺しちゃいます。そういえば、そごうは撤退したんだったか。全国の歴史ファンが「祟りがあるぞ〜!」とか言ってたのが直接祟ったんじゃないかと密かに思う今日この頃。集団の力って恐いですよね。
それから安和の変の源高明。摂関家による他氏排斥事件の最後を飾っちゃいました。以後、摂関家は内輪もめに走ります。ただ、命に別状はなかったのでまだ良かった方かと。
悲惨なのは藤原頼長。悪左府なんて呼ばれてたそうですが、保元の乱を引き起こした張本人。で、この時に敗れた崇徳上皇側の人間は流罪なり斬首なりされちゃいましたが、とりあえず戦闘においては直接被害を加えられていないわけです、みんな。たとえ敵方とはいえ、高貴な方々に傷を負わすとかありえない時代だったわけですが、頼長は運の悪い事に流れ矢に当たって重傷を負います。それがどれだけ確率の低い事だったかという話で、運が悪すぎです。更に、助けを求めて奈良まで父親に会いに行ったのに扉を開けてもらえず、そのまま亡くなります。
あと思いつくのは豊臣秀次。殺生関白とか微妙に巧い事を誰が最初に言ったのか知りませんが、どうもこうして陥れられた方々のご乱行って共通点がありすぎるわけで、陥れた側の宣伝がどの程度か?って感じですね。側妾を全員SATSUGAIするあたりがやましさ満点です。側室に加わる予定で上京したばかりだった駒姫の悲劇もありました。これのせいで最上義光は家康のためなら何でもしちゃうぞ〜となったも同然ですし。
いささか雑談が過ぎますが、思いつくのはそんなところ。他にいたらどなたかフォローお願いします〜。
■右大臣
細かい事を言うと、本能寺の変の時点で信長は無官だったので、右大臣で遭難したわけじゃないんですよね。だから三職推任問題とか出て来るわけで。話が逸れますが、信長の希望は「全部」だったんじゃないかとも思ったり思わなかったり。太政大臣・征夷大将軍・関白を同時に務めると(以下不敬罪によりかっと)。
で、右大臣での遭難といえば、歴史上有名な二人。つまり源実朝と菅原道真です。東風吹かば、匂ひをこせよ梅の花、割れて砕けて割けて散るかも。で・・・彼らの印象が強いから、右大臣が縁起の悪い大臣筆頭かな〜と思っていたのですが、その次が出て来ない。。。これで打ち止めでしょうか???
あ、大化の改新後に左右の大臣ができて、最初に任に就いた蘇我倉山田石川麻呂がいました。そういえば壬申の乱の時には蘇我赤兄と中臣金が左右大臣だったかな。まぁあれは内乱だったのでちょっと毛色が違うので保留しときます。う〜〜〜ん、他に誰も思いつかない。。。
■内大臣
・・・。・・・。・・・。思いつきません。もしかしたら、昭和になるまで内大臣で酷い目に遭った人っていなかったのかも?
っと思ったら、藤原伊周がいました。叔父である権大納言・道長と氏の長者を争って敗れました。でもこれもそんなに悲惨という感じではないかなぁ。。。
あとは、明治新政府に辞官納地を迫られた徳川慶喜も内府だったかな。これもまぁそんなに・・・という感じで。
あ、織田信雄がいました。秀吉に領地替えを命じられて逆らって150万石をボッシュートされてしまった可哀想な信長の次男。ただ彼の子孫は信長の血を後の世に伝えました。そんなところでしょうか。
■まとめ
もっとたくさん出てくるかと思ったけど、なかなか少人数で少し残念でした。判定しにくいなぁ。。。でも菅家と鎌倉右大臣のコンボで、縁起の悪い大臣は右大臣に決定します!
といっても、実際には大臣に昇ってえっへん幸せという方が大多数だったでしょうから、まぁ戯言という事で流して下さいませ。
では、今日は・・・・って、太政大臣というか太師なのに叛乱を起こした恵美押勝を忘れてた〜!あれは例外ですねぇ。。。
では改めて、今日はこれにて。
読んでいただいてありがとうございました。
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医療について。
突然ですが、今日は医療についてちょっと真面目に思うことを書いてみます。その前に、簡単に経緯の説明をば。
■その、始まりは・・・
先日、とあるお方がジェネリック医薬品のデメリットについて書いておられました。既存の薬と主な成分が同じで、しかも特許期間が切れているので安いというメリットに対して、「トヨタ車を完全にコピーした車だ」と主張する後発メーカーの車を果たして買うだろうか?という喩えで説明しておられます。
また、ジェネリックを使用する事が国内メーカーの新薬開発能力の妨げになる事、更には診療報酬の削減についても言及して、現政府のやり方を懐疑的に見ておられました。
それに対するコメントの中で最近の政府の社会主義的な傾向への懸念を書いたところ、お返事の中で、日本の医療制度がまさに社会主義であること、そしてそれによる問題点を教えていただきました。
それで思い出したのが、少し前に読んだこんな記事です。
ワシントンポストで日本の医療制度の紹介とアメリカとの比較がなされていたのですが、案外に読みやすい上に良くまとまっていて、現在の日本の医療の問題点が整理できました。(とはいえ、これを書くために今回読み直してみたのですが、一度読んだはずなのに、やっぱり日本語の文章とは段違いに時間が掛かってしまうのが哀しいところ(涙)。)
さて、これらを読んだ上での自分なりの解釈を以下に書きます。
■ジェネリック医薬品の問題点
もちろん、ジェネリック医薬品の中には、本来の薬と同じぐらいに有用なものもあると思います。ただ、中には効果が不明瞭だと専門家が考える製品もあり、そうした事を判断した上で処方されているのではないかと思います。
ここに一つ目の問題点があると思うのですが、つまり、薬に関しては素人である代議士が、医療費の削減という目的の為にジェネリック医薬品の効果のみを宣伝して、その使用を医療者に強制しようとしているように思える事です。
二つ目の問題点は、先に触れた国内開発メーカーへの影響です。「既存品をコピーする方が儲かる」という流れが決定的になると、国内の製薬会社は実質的に海外のメーカーの下請けに成り下がる未来が避けられなくなります。そうでなくても企業の研究費が削減される今日この頃ですが、長期的な開発よりも目先の利益を推奨するような政府の方針は、我が国の経済成長に確実にマイナスに働くでしょう。
■診療報酬削減の問題点
ワシントンポストの記事にあるように、日本の医療制度は、患者と医療者に過度の負担を強いた上で成り立っている傾向があります。つまり、本来責められるべきはそれを強いているお上のはずなのですが、医療費の削減を望む方々は、医療者を悪く言う事で患者=一般国民の批難をそちらに向けて自らの目的を遂行しようとしている感じを受けます(あんまりこうした陰謀論的な事は言いたくないのですけれど)。
最近はブームが去ったみたいですが、一時期「たらい回し報道」が盛んでした。一般企業で自分たちが請け負えないような仕事を引き受ける社員がいたら当然問題になるはずなのに、病院の場合は、ベッドも医療者の手も空いていない状態でも、受け入れを断ったら「受け入れ拒否」「たらい回し」と書かれてしまう不思議です。運用の問題がシステムの問題にすりかえられるケースもよく見ますが、この場合は逆で、システムの問題が現場の責任にされてしまったような印象を受けました。
で、本題の診療報酬削減ですが、今の歯科医師の現状が全てを物語っているように思います。歯科の保険診療はこれ以上ないというぐらいまで削減され、真面目に時間を掛けて診療行為を行うと、生活できるだけの収入が得られないとすら聞いています。
そこで収入を補うのが自費治療(保険外治療)なのですが、保険の適用される治療とは違って患者側の受けはもちろん良くないでしょう。人によっては、歯科医がぼったくっているような印象を持つ可能性もあります。こうした制度を導入したのは政府なのですが。。
しかし、雑に治療をしても丁寧に治療をしても収入は変わらず、しかも数をこなさない事には生活が維持できない、そして自費治療は嫌がられるとなると、いずれは質の低下・モラルの低下に繋がります。それは、数年前に建築基準法関連で見た光景と重なります。
個人的な意見としては、こうした厳しい状況の中でも易きに流れない歯科医師の方々を当然と思うのではなく、やはり現在の制度を問題視すべきではないかと思うのです。
そしてこれは、今後も診療報酬の削減を繰り返し、混合診療を導入した末の、数年後の医療界全体の姿かもしれません。それで国の支出は抑えられるかもしれませんが、最悪の場合は、患者の負担は更に増え、医療者は低収入と煩雑な仕事に悩み、民間の医療保険が必須の社会になるのでしょうか?何とかなって欲しいものですが。。。
■まとめ
あんまりこうした社会派的なものは書きたくないのですが、医療は誰もがいずれは関係するものだけに、正直に言って不安に思わずにはいられません。これらが誤解あるいは単なる被害妄想に過ぎないと否定してくれるだけの説明がどこかで得られると良いのですが、どうもそんな感じではないようです。
上で少し触れた建築業界にしろ、あるいは例えば教育現場にしろ、真面目に仕事をする方々ほど馬鹿を見ている傾向を感じます。そしてその傾向は、社会的な問題が生じて政府が対策を打つ事で余計に酷くなっている印象があります。
もちろん、質の良くない仕事をする方も中にはいると思いますが、それを改善しようとして、結果は業界全体に悪影響を及ぼすのであれば、何の為の改善なのか分からないのではないかと。
個人的には、政府の対策は短期的な弥縫策が主流で、長期的な視野を欠きやすい気がするのですが、現政権になって更にそれが極端になっている感を受けています。次回は、その辺りの事を書くつもりです。
という事で、今回はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
■その、始まりは・・・
先日、とあるお方がジェネリック医薬品のデメリットについて書いておられました。既存の薬と主な成分が同じで、しかも特許期間が切れているので安いというメリットに対して、「トヨタ車を完全にコピーした車だ」と主張する後発メーカーの車を果たして買うだろうか?という喩えで説明しておられます。
また、ジェネリックを使用する事が国内メーカーの新薬開発能力の妨げになる事、更には診療報酬の削減についても言及して、現政府のやり方を懐疑的に見ておられました。
それに対するコメントの中で最近の政府の社会主義的な傾向への懸念を書いたところ、お返事の中で、日本の医療制度がまさに社会主義であること、そしてそれによる問題点を教えていただきました。
それで思い出したのが、少し前に読んだこんな記事です。
ワシントンポストで日本の医療制度の紹介とアメリカとの比較がなされていたのですが、案外に読みやすい上に良くまとまっていて、現在の日本の医療の問題点が整理できました。(とはいえ、これを書くために今回読み直してみたのですが、一度読んだはずなのに、やっぱり日本語の文章とは段違いに時間が掛かってしまうのが哀しいところ(涙)。)
さて、これらを読んだ上での自分なりの解釈を以下に書きます。
■ジェネリック医薬品の問題点
もちろん、ジェネリック医薬品の中には、本来の薬と同じぐらいに有用なものもあると思います。ただ、中には効果が不明瞭だと専門家が考える製品もあり、そうした事を判断した上で処方されているのではないかと思います。
ここに一つ目の問題点があると思うのですが、つまり、薬に関しては素人である代議士が、医療費の削減という目的の為にジェネリック医薬品の効果のみを宣伝して、その使用を医療者に強制しようとしているように思える事です。
二つ目の問題点は、先に触れた国内開発メーカーへの影響です。「既存品をコピーする方が儲かる」という流れが決定的になると、国内の製薬会社は実質的に海外のメーカーの下請けに成り下がる未来が避けられなくなります。そうでなくても企業の研究費が削減される今日この頃ですが、長期的な開発よりも目先の利益を推奨するような政府の方針は、我が国の経済成長に確実にマイナスに働くでしょう。
■診療報酬削減の問題点
ワシントンポストの記事にあるように、日本の医療制度は、患者と医療者に過度の負担を強いた上で成り立っている傾向があります。つまり、本来責められるべきはそれを強いているお上のはずなのですが、医療費の削減を望む方々は、医療者を悪く言う事で患者=一般国民の批難をそちらに向けて自らの目的を遂行しようとしている感じを受けます(あんまりこうした陰謀論的な事は言いたくないのですけれど)。
最近はブームが去ったみたいですが、一時期「たらい回し報道」が盛んでした。一般企業で自分たちが請け負えないような仕事を引き受ける社員がいたら当然問題になるはずなのに、病院の場合は、ベッドも医療者の手も空いていない状態でも、受け入れを断ったら「受け入れ拒否」「たらい回し」と書かれてしまう不思議です。運用の問題がシステムの問題にすりかえられるケースもよく見ますが、この場合は逆で、システムの問題が現場の責任にされてしまったような印象を受けました。
で、本題の診療報酬削減ですが、今の歯科医師の現状が全てを物語っているように思います。歯科の保険診療はこれ以上ないというぐらいまで削減され、真面目に時間を掛けて診療行為を行うと、生活できるだけの収入が得られないとすら聞いています。
そこで収入を補うのが自費治療(保険外治療)なのですが、保険の適用される治療とは違って患者側の受けはもちろん良くないでしょう。人によっては、歯科医がぼったくっているような印象を持つ可能性もあります。こうした制度を導入したのは政府なのですが。。
しかし、雑に治療をしても丁寧に治療をしても収入は変わらず、しかも数をこなさない事には生活が維持できない、そして自費治療は嫌がられるとなると、いずれは質の低下・モラルの低下に繋がります。それは、数年前に建築基準法関連で見た光景と重なります。
個人的な意見としては、こうした厳しい状況の中でも易きに流れない歯科医師の方々を当然と思うのではなく、やはり現在の制度を問題視すべきではないかと思うのです。
そしてこれは、今後も診療報酬の削減を繰り返し、混合診療を導入した末の、数年後の医療界全体の姿かもしれません。それで国の支出は抑えられるかもしれませんが、最悪の場合は、患者の負担は更に増え、医療者は低収入と煩雑な仕事に悩み、民間の医療保険が必須の社会になるのでしょうか?何とかなって欲しいものですが。。。
■まとめ
あんまりこうした社会派的なものは書きたくないのですが、医療は誰もがいずれは関係するものだけに、正直に言って不安に思わずにはいられません。これらが誤解あるいは単なる被害妄想に過ぎないと否定してくれるだけの説明がどこかで得られると良いのですが、どうもそんな感じではないようです。
上で少し触れた建築業界にしろ、あるいは例えば教育現場にしろ、真面目に仕事をする方々ほど馬鹿を見ている傾向を感じます。そしてその傾向は、社会的な問題が生じて政府が対策を打つ事で余計に酷くなっている印象があります。
もちろん、質の良くない仕事をする方も中にはいると思いますが、それを改善しようとして、結果は業界全体に悪影響を及ぼすのであれば、何の為の改善なのか分からないのではないかと。
個人的には、政府の対策は短期的な弥縫策が主流で、長期的な視野を欠きやすい気がするのですが、現政権になって更にそれが極端になっている感を受けています。次回は、その辺りの事を書くつもりです。
という事で、今回はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
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圓楽師匠の追悼番組
迷惑メールにて、「Hi,friend!」とか「Congratulations!」などと語りかけられる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?という事で、今日はテレビの感想でも書いてみましょう。
・圓楽師匠のお話
今日の笑点は圓楽師匠の追悼特集と聞いて、実に久しぶりに見てみました。
レギュラーの面々による暴露話の中で「目黒のさんま」の話が出て来たのですが、さんまを食べるしぐさをしながら「不味い!」と言ってしまった圓楽師匠。そのままでは噺が続かないので、続けざまに何匹か食べ続けて「やっぱり旨えや」などと言って誤摩化したのだとか。また、別の時にはさんまではなく「いわし」と言ってしまい、とうとう最後まで「目黒のいわし」で通してしまったとか。
こうした事を仕出かして、それでも観客が楽しく満足できるという事は、人柄ゆえと言えるのかもしれませんし、現代風に言えば天然と形容できるのかもしれません。が、やっぱりこれは「芸」と言うべきだろうなぁ...などと偉そうな事を思いながら聴いておりました。
番組最後の圓楽師匠に捧げる大喜利では、歌丸師匠には申し訳ないですが、圓楽師匠が司会だったらどんな反応をされるだろう?と考えながら楽しんでおりました。何というか、観客や視聴者が楽しむ以上に、まずご自分が楽しまれていた方だったなぁ...と。
また、時系列が逆転しますが、お昼過ぎにはNHKでも追悼番組があって、「浜野矩随(はまののりゆき)」を拝見しました。
http://www.youtube.com/watch?v=onq30wFy0kQ
http://www.youtube.com/watch?v=qEH5D32ajMY
http://www.youtube.com/watch?v=2SpFxzXqUt4
一番印象に残ったのは噺の中で母を死なせた事でしたが、細々とした部分の表現を含め、圓楽師匠らしさが存分に感じられて良かったです。本当に長い間お疲れさまでした。
・締めの言葉
実は他の番組にも言及するつもりで書き始めたのですが、やはりこの話だけで今日は終わらせる事にします。
といったところで、今日はお開き。また来週のお楽しみ、ありがとうございました。
・圓楽師匠のお話
今日の笑点は圓楽師匠の追悼特集と聞いて、実に久しぶりに見てみました。
レギュラーの面々による暴露話の中で「目黒のさんま」の話が出て来たのですが、さんまを食べるしぐさをしながら「不味い!」と言ってしまった圓楽師匠。そのままでは噺が続かないので、続けざまに何匹か食べ続けて「やっぱり旨えや」などと言って誤摩化したのだとか。また、別の時にはさんまではなく「いわし」と言ってしまい、とうとう最後まで「目黒のいわし」で通してしまったとか。
こうした事を仕出かして、それでも観客が楽しく満足できるという事は、人柄ゆえと言えるのかもしれませんし、現代風に言えば天然と形容できるのかもしれません。が、やっぱりこれは「芸」と言うべきだろうなぁ...などと偉そうな事を思いながら聴いておりました。
番組最後の圓楽師匠に捧げる大喜利では、歌丸師匠には申し訳ないですが、圓楽師匠が司会だったらどんな反応をされるだろう?と考えながら楽しんでおりました。何というか、観客や視聴者が楽しむ以上に、まずご自分が楽しまれていた方だったなぁ...と。
また、時系列が逆転しますが、お昼過ぎにはNHKでも追悼番組があって、「浜野矩随(はまののりゆき)」を拝見しました。
http://www.youtube.com/watch?v=onq30wFy0kQ
http://www.youtube.com/watch?v=qEH5D32ajMY
http://www.youtube.com/watch?v=2SpFxzXqUt4
一番印象に残ったのは噺の中で母を死なせた事でしたが、細々とした部分の表現を含め、圓楽師匠らしさが存分に感じられて良かったです。本当に長い間お疲れさまでした。
・締めの言葉
実は他の番組にも言及するつもりで書き始めたのですが、やはりこの話だけで今日は終わらせる事にします。
といったところで、今日はお開き。また来週のお楽しみ、ありがとうございました。
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久しぶりの遠出
ずいぶん書くのをサボっているので、先日の(と言ってもそれなりに日が過ぎていますが)久しぶりの遠出について、今日は簡単に紹介してみましょう。今回の主要目的地は、日光江戸村です。
■出発まで
大津(から西は1000円の圏外なので)→宇都宮のルートを検索して楽しんでおりました。おおまかに言うと、
・東名→環八→外環→東北道:これが最短ルートで、東京までは1550円。その後+1050円。
・中央道→環八→外環→東北道:新名神を通れないので最短+30キロ。高井戸まで1300円。
・中央道→圏央道→関越道→外環→東北道:高速を降りずに行けるが最短+50キロ。練馬まで1600円。
・中央道→長野道→上信越道→関越道→外環→東北道:少し遠回りで最短+110キロ。
・北陸道→磐越道→東北道を南下:宇都宮まで1000円で行けるが最短+220キロ。
で、今回は遠回りは却下だったので上の三つで悩んだのですが、環八での渋滞を警戒して(情報を見ても地名が全然分からないので予測が付かないし)、最短ルートを却下。とりあえず中央道に向かって、圏央道ルートを第一候補にしつつ、もしも渋滞があればそのまま高井戸に向かう感じで出発しました。
ちなみに、練馬経由のルートを考えている時に、北陸道を回って関越道に行くとどうなるのかな?と思って検索してみたところ、該当ルートは無しという結果に。何やら、最短ルートの2倍以上の経路は除外されちゃうのだそうです。へぇ〜。
■一日目
高速は快調でしたが、最近あまり車に乗っていない事もあって、少し雑な運転になったのが残念でした。具体的には、カーブでの適切なコース取りの見極めが不十分だった事。もちろん、途中でブレーキを踏むほど酷い運転ではないですが、もう少し流れるような運転がしたいものです。ちなみに、今回の総走行距離は1500キロでした。
さて、東京入りが近付いて来た頃に渋滞情報を見てみると、府中〜高井戸が渋滞で30分掛かるという話が。一方、圏央道〜関越道は何の情報もなし。で、談合坂の直前で渋滞が40分に。更にサービスエリアで休憩後には50分に増えたのを見て、圏央道に入りました。
その後は、外環から東北道で少し渋滞に巻き込まれたものの、許容範囲内で済みました。関越道や東北道はあまり縁がないため新鮮な感じで、川越→夜討ち、小山→評定、などと地名を枕詞に妙な連想をしながら楽しく運転しました。そして目的地に到着!
■日光江戸村
江戸村に入村して間もなく、近江屋の前で、にゃんまげ発見!取り巻きの子供たちが大勢いました。近付いてみると石鹸の香りがして、これは飛びつかれる事を見越して清潔にしているのか?などと仮説をひねりつつ。とにかく実物が見れて嬉しかったです。

子供たちに囲まれつつも近江屋の警備を忘れないにゃんまげ。
報酬は、軍鶏をご相伴に預かれる事、だったりして?
江戸村は何というか、良い意味で素人くささが残っているというか、隅から隅までプロの仕事という感じのネズミの国なども凄いなぁとは思いますが、個人的にはこちらの方が疲れなくていいかな〜と思いました。残念ながら大人は参加できませんが、子供たちは捕物帳に参加したり米俵を北町奉行所に届けたりと楽しそうな感じでした。羨ましい。。。
見せ物を待つ15分で迷路に挑戦したり(偶然、前にいた方々が正解ルートを見付けたので、無事に時間内に脱出できました)、伝馬町や吉良邸を堪能したり、北町奉行所で寒さに震えながら(4時を過ぎて暗くなったら急に寒くなった)職場恋愛の話を聞いたり、時間ギリギリまで滞在していたのですが楽しかったです。
■二日目
あいにく、あまり天気が優れない事もあって、宇都宮界隈でのんびり過ごしました。竹久夢二美術館やとりっくあーとぴあ日光なども時間に余裕があれば行ってみたかったのですが、今回は断念しました。
で、宇都宮と言えば餃子の街だそうで、駅前の店で食べてみました。野菜のしゃきしゃきした感じを消さずに焼いているのは良かったのですが、ただ、敢えて食べに来るほどでも...とも思ったのが正直なところ(ごめんなさい)。まぁ、色んなお店があるので一軒だけで評価するのも何ですが。。
宇都宮で印象に残ったのは、街を完全に取り囲む形になっている環状道路。通称は宮環だそうですが、市内中心部の通行量減少に役立っているだろうなぁと。もちろん都市計画の最初からこうなっていたわけではなく、車社会を迎えた後に整備したのだと思いますが、見事なものですね。
そういえばもう一つ。また食べ物(というか飲み物)の話ですが、レモン牛乳というものを試してみました。実際にレモンが入っているわけでは無いそうですが、最初に飲んだ時の甘い印象の割には後に残らないすっきりした味わいで、何となく懐かしい感じでした。ミルクセーキとかに近い感じでしょうか。色々と面白いものがありますね。
■その後
計画としては「甲州街道はもう秋なのか確かめに行く」「鴫立つ沢の秋の夕暮れを見に行く」などの候補があったのですが、結局は全て却下という憂き目に。。。やはり一週間ぐらいの余裕を持って出掛けたいところですね。といって、そうなったらそうなったで、やはり一ヶ月ぐらい...と言ってそうですが(笑)。
■更にその後の飛び石連休
飛び石連休の後半は、予定通りに実家で本の整理をしておりました。ただ、そもそも収納する本棚を追加しない事には本格的な整理はできないわけで。ついでに、そもそも本棚を追加するスペースにも苦慮しているわけで。結局は大まかな所在確認程度の事しかできなかったわけですが、面白いものが色々と出て来てなかなか楽しかったです。
で、面白かったのがハードカバーの単行本のお値段。例えば、「樅の木は残った(全)」が560円、「城塞(下)」が480円だったのですが、昭和45年頃の物価はそんな感じだったみたいで。今の経済感覚からすると不思議な感じですね。
以上、簡単なはずが結局いつものように長くなっていますが、そんな感じで今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
■出発まで
大津(から西は1000円の圏外なので)→宇都宮のルートを検索して楽しんでおりました。おおまかに言うと、
・東名→環八→外環→東北道:これが最短ルートで、東京までは1550円。その後+1050円。
・中央道→環八→外環→東北道:新名神を通れないので最短+30キロ。高井戸まで1300円。
・中央道→圏央道→関越道→外環→東北道:高速を降りずに行けるが最短+50キロ。練馬まで1600円。
・中央道→長野道→上信越道→関越道→外環→東北道:少し遠回りで最短+110キロ。
・北陸道→磐越道→東北道を南下:宇都宮まで1000円で行けるが最短+220キロ。
で、今回は遠回りは却下だったので上の三つで悩んだのですが、環八での渋滞を警戒して(情報を見ても地名が全然分からないので予測が付かないし)、最短ルートを却下。とりあえず中央道に向かって、圏央道ルートを第一候補にしつつ、もしも渋滞があればそのまま高井戸に向かう感じで出発しました。
ちなみに、練馬経由のルートを考えている時に、北陸道を回って関越道に行くとどうなるのかな?と思って検索してみたところ、該当ルートは無しという結果に。何やら、最短ルートの2倍以上の経路は除外されちゃうのだそうです。へぇ〜。
■一日目
高速は快調でしたが、最近あまり車に乗っていない事もあって、少し雑な運転になったのが残念でした。具体的には、カーブでの適切なコース取りの見極めが不十分だった事。もちろん、途中でブレーキを踏むほど酷い運転ではないですが、もう少し流れるような運転がしたいものです。ちなみに、今回の総走行距離は1500キロでした。
さて、東京入りが近付いて来た頃に渋滞情報を見てみると、府中〜高井戸が渋滞で30分掛かるという話が。一方、圏央道〜関越道は何の情報もなし。で、談合坂の直前で渋滞が40分に。更にサービスエリアで休憩後には50分に増えたのを見て、圏央道に入りました。
その後は、外環から東北道で少し渋滞に巻き込まれたものの、許容範囲内で済みました。関越道や東北道はあまり縁がないため新鮮な感じで、川越→夜討ち、小山→評定、などと地名を枕詞に妙な連想をしながら楽しく運転しました。そして目的地に到着!
■日光江戸村
江戸村に入村して間もなく、近江屋の前で、にゃんまげ発見!取り巻きの子供たちが大勢いました。近付いてみると石鹸の香りがして、これは飛びつかれる事を見越して清潔にしているのか?などと仮説をひねりつつ。とにかく実物が見れて嬉しかったです。

子供たちに囲まれつつも近江屋の警備を忘れないにゃんまげ。
報酬は、軍鶏をご相伴に預かれる事、だったりして?
江戸村は何というか、良い意味で素人くささが残っているというか、隅から隅までプロの仕事という感じのネズミの国なども凄いなぁとは思いますが、個人的にはこちらの方が疲れなくていいかな〜と思いました。残念ながら大人は参加できませんが、子供たちは捕物帳に参加したり米俵を北町奉行所に届けたりと楽しそうな感じでした。羨ましい。。。
見せ物を待つ15分で迷路に挑戦したり(偶然、前にいた方々が正解ルートを見付けたので、無事に時間内に脱出できました)、伝馬町や吉良邸を堪能したり、北町奉行所で寒さに震えながら(4時を過ぎて暗くなったら急に寒くなった)職場恋愛の話を聞いたり、時間ギリギリまで滞在していたのですが楽しかったです。
■二日目
あいにく、あまり天気が優れない事もあって、宇都宮界隈でのんびり過ごしました。竹久夢二美術館やとりっくあーとぴあ日光なども時間に余裕があれば行ってみたかったのですが、今回は断念しました。
で、宇都宮と言えば餃子の街だそうで、駅前の店で食べてみました。野菜のしゃきしゃきした感じを消さずに焼いているのは良かったのですが、ただ、敢えて食べに来るほどでも...とも思ったのが正直なところ(ごめんなさい)。まぁ、色んなお店があるので一軒だけで評価するのも何ですが。。
宇都宮で印象に残ったのは、街を完全に取り囲む形になっている環状道路。通称は宮環だそうですが、市内中心部の通行量減少に役立っているだろうなぁと。もちろん都市計画の最初からこうなっていたわけではなく、車社会を迎えた後に整備したのだと思いますが、見事なものですね。
そういえばもう一つ。また食べ物(というか飲み物)の話ですが、レモン牛乳というものを試してみました。実際にレモンが入っているわけでは無いそうですが、最初に飲んだ時の甘い印象の割には後に残らないすっきりした味わいで、何となく懐かしい感じでした。ミルクセーキとかに近い感じでしょうか。色々と面白いものがありますね。
■その後
計画としては「甲州街道はもう秋なのか確かめに行く」「鴫立つ沢の秋の夕暮れを見に行く」などの候補があったのですが、結局は全て却下という憂き目に。。。やはり一週間ぐらいの余裕を持って出掛けたいところですね。といって、そうなったらそうなったで、やはり一ヶ月ぐらい...と言ってそうですが(笑)。
■更にその後の飛び石連休
飛び石連休の後半は、予定通りに実家で本の整理をしておりました。ただ、そもそも収納する本棚を追加しない事には本格的な整理はできないわけで。ついでに、そもそも本棚を追加するスペースにも苦慮しているわけで。結局は大まかな所在確認程度の事しかできなかったわけですが、面白いものが色々と出て来てなかなか楽しかったです。
で、面白かったのがハードカバーの単行本のお値段。例えば、「樅の木は残った(全)」が560円、「城塞(下)」が480円だったのですが、昭和45年頃の物価はそんな感じだったみたいで。今の経済感覚からすると不思議な感じですね。
以上、簡単なはずが結局いつものように長くなっていますが、そんな感じで今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
テーマ : ひとりごとのようなもの - ジャンル : 日記
「ふたつのスピカ」完結
という事で、今日は漫画のお話。本日23日に発売された16巻で完結した柳沼行「ふたつのスピカ」(MFコミックス フラッパーシリーズ)について書きます。
自分がこの作品を知ったのは確か2002年の暮れなので7年に渡っての付き合いになりますが、10月に最終巻という話を聞いて今日を楽しみにしていました。無事に作品が完結して、関係者でもないのにほっとしております。
本作品は長年の間、自分にとって、人にお薦めしたい漫画部門の心のベストテン第一位を維持し続けてきた特別な作品でした。アニメ化やドラマ化の割に知名度が伸びなかった事もお薦めし易い理由の一つでしたが、もちろんそれだけではなく。老若男女、漫画に詳しい人にもそうでない人にも、広く読んで貰いたい作品だった事が大きいです。
話の筋としてはベタな展開が多いですし、中盤の中だるみや終盤まとめに入った部分も無いわけではないです。が、とにかく最後まで破綻なく締め括った事。それから、ベタな話って実は相当に描きにくいはずなのですが、それを上手く描き切った事。特に後者に魅せられて、長い間この作品の登場人物たちを見守って来たわけですが、寂しい気持ちもあるとはいえ、何とも嬉しいというのが今の心境です。最終巻は、特に見せ場というわけではない場面でも、何となく感傷的になりながら読みました。
ところで、自分はサイン入りのコミックスを持っています。と言っても実際に目の前でサインをして頂いたわけではなくて、新刊を買いに行ったらサイン入りのコミックスが並んでいたので購入した、というだけなのですが。今になって、それが特別な意味を持つとは、当時は予想もしていませんでした。
それは5巻の発売時の事で、コミックスには作者さんのイラスト・サインと一緒に日付が記されています。2003年10月23日。つまり、ちょうど6年前の今日です。2002年に最初の3冊が発売されて以来、大体は毎年2冊、春頃と秋頃に新刊が出ていたわけですが、10月の発売は5巻以来みたいで。発売日を知って、サインを確認して、今日を特別楽しみしていたのはそんな理由もありました。
繰り返しますが、本作品は漫画に詳しい人にもそうでない人にも、老若男女を問わず読んでみて貰いたい作品です。興味を惹かれた方は、まずは最初の5巻ぐらいを試しに読んでみて下さい。そして、少しでも多くの方がこの作品に触れて、読後に得られる感情を大切にして欲しいと思う次第であります。
最後に、この作品の個人的なテーマソングの紹介でも。もちろん、作中で登場する「見上げてごらん夜の星を」でも良いのですが、自分としては更にベタにこちら↓を推したいところです。
http://www.youtube.com/watch?v=LqqufKUCfnU
あんまりライブで披露されないというイメージがありますが、名曲「楓」がシングルカットされた時に世に出て、翌年の未発表曲を集めたアルバム「花鳥風月」にも収録されたこの曲。個人的に、「楓/スピカ」というシングル2曲には当時相当に癒されました。しかし、スピッツのスピカって、どちらも「トンガリ」という事で、語源を考えると面白いですね。
以上、今日はこれにて。
自分がこの作品を知ったのは確か2002年の暮れなので7年に渡っての付き合いになりますが、10月に最終巻という話を聞いて今日を楽しみにしていました。無事に作品が完結して、関係者でもないのにほっとしております。
本作品は長年の間、自分にとって、人にお薦めしたい漫画部門の心のベストテン第一位を維持し続けてきた特別な作品でした。アニメ化やドラマ化の割に知名度が伸びなかった事もお薦めし易い理由の一つでしたが、もちろんそれだけではなく。老若男女、漫画に詳しい人にもそうでない人にも、広く読んで貰いたい作品だった事が大きいです。
話の筋としてはベタな展開が多いですし、中盤の中だるみや終盤まとめに入った部分も無いわけではないです。が、とにかく最後まで破綻なく締め括った事。それから、ベタな話って実は相当に描きにくいはずなのですが、それを上手く描き切った事。特に後者に魅せられて、長い間この作品の登場人物たちを見守って来たわけですが、寂しい気持ちもあるとはいえ、何とも嬉しいというのが今の心境です。最終巻は、特に見せ場というわけではない場面でも、何となく感傷的になりながら読みました。
ところで、自分はサイン入りのコミックスを持っています。と言っても実際に目の前でサインをして頂いたわけではなくて、新刊を買いに行ったらサイン入りのコミックスが並んでいたので購入した、というだけなのですが。今になって、それが特別な意味を持つとは、当時は予想もしていませんでした。
それは5巻の発売時の事で、コミックスには作者さんのイラスト・サインと一緒に日付が記されています。2003年10月23日。つまり、ちょうど6年前の今日です。2002年に最初の3冊が発売されて以来、大体は毎年2冊、春頃と秋頃に新刊が出ていたわけですが、10月の発売は5巻以来みたいで。発売日を知って、サインを確認して、今日を特別楽しみしていたのはそんな理由もありました。
繰り返しますが、本作品は漫画に詳しい人にもそうでない人にも、老若男女を問わず読んでみて貰いたい作品です。興味を惹かれた方は、まずは最初の5巻ぐらいを試しに読んでみて下さい。そして、少しでも多くの方がこの作品に触れて、読後に得られる感情を大切にして欲しいと思う次第であります。
最後に、この作品の個人的なテーマソングの紹介でも。もちろん、作中で登場する「見上げてごらん夜の星を」でも良いのですが、自分としては更にベタにこちら↓を推したいところです。
http://www.youtube.com/watch?v=LqqufKUCfnU
あんまりライブで披露されないというイメージがありますが、名曲「楓」がシングルカットされた時に世に出て、翌年の未発表曲を集めたアルバム「花鳥風月」にも収録されたこの曲。個人的に、「楓/スピカ」というシングル2曲には当時相当に癒されました。しかし、スピッツのスピカって、どちらも「トンガリ」という事で、語源を考えると面白いですね。
以上、今日はこれにて。
今年は追悼する人が多すぎる。
引率の先生に教えて貰って、みんなでキャンプファイヤーで歌った。それから、合唱でも歌った。それから、アコギを手にして、この曲でアルペジオの練習をした。
これは確かNHK教育でやっていた、アコギ入門的な番組。録画したビデオと教本も持っている。オリジナルはカポ2でG、この番組ではカポ3でG。コードはこちら↓。
http://music.j-total.net/data/006ka/002_katoh_kazuhiko_to_kitayama_osamu/001.html
一人でも多くの方が、故人を想ってギターを奏でる夜になりますように。
以上、今日はこれにて。
つぶやき日記
三連休ってどこの世界の話でしょ?という感じで引き蘢っているのに、一向に部屋の片付けが進まない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は何となく、全体としてテーマがまとまっている文章ではなく、twitterのような比較的短い内容を雑多に書き連ねたものを書きたくなったので、実験的にやってみます。ではスタート!
■ネット時代
ネット時代になって、情報に取り残される事が増えた気がする。でも、情報ってそんなに早く消費しないといけないものなのかな?とか。ただ、ネット時代になって、後からでもニュースそのものを直接確認できるのは良いですね。
■バガボンド31
で、今更のお話。久しぶりに漫画を見に行ったら新刊が出ていた。お杉婆さんに萌える。又八は、母性とどう相対するか、という問題を提示しているのかも?母性は教育などとも密接に関わって来るので、男としても他人事ではなく、なかなか難しいものです。。
■収納スペース
あと7巻ぐらいで終わると丁度いいのですが、ただ、ずっと読んで来ただけに、もし終わるとなると寂しいです。
■ラストシーン
ちなみに、吉川英治「宮本武蔵」(講談社歴史時代文庫)の締め。
■ついでに「三国志」(同上)
■「三国志」篇外余録を除くと
定軍山に孔明が葬られた描写に続いて。
■で、連想した作品
漢詩だと「年々歳々花相似、歳々年々人不同」で、和歌だと「松も昔の友ならなくに」「我が身一つはもとの身にして」になる辺りが興味深いですね。詳しい評価は専門家にお任せしますが。
■そういえば「レッドクリフ」
映画の中で、曹操が小喬を想いながら「短歌行」を吟じるシーンがあるのだとか。で、もともとは人材コレクター病の曹操が、いかつい武将を想い浮かべながら詠んだ作品なのに...なんて怒っていた方が。ま、微妙なギャグとして軽く流しましょうぜ。
■短歌行
漢詩の善し悪しが解るほど詳しくないのですが、「赤壁賦」にも引用されるこの曹操の作品は「出来過ぎ」じゃないかと思い続けて早幾年。ただ、曹操の人生を追うと、その「いかにも」な感じがぴったり来る気はします。面白い人です(と気軽に言うのも何ですが)。
■その他の有名作品
他に三国志関連で有名なのは曹植「七歩の詩」辺りかな。本是同根生(もとこれ同根より生ず)、と殺意剥き出しの兄に訴える作品。あと、詩ではないけど「出師の表」は有名ですね。臣亮申す、先帝創業未だ半ばならずして中道に崩殂す、今天下三分して益州疲弊す、これ誠に危急存亡の秋なり・・・で、幾つになってもこの先が覚えられないのが哀しいところ。
■共通の忌日
ちなみに、曹操と同じ日に亡くなった古代の有名人が西洋にいます。曹操が亡くなったのは建安25年1月23日。西暦で言うと220年3月15日。そして3月15日に気を付けるべきだった人物の名はもちろん、ガイウス・ユリウス・カエサル(〜B.C.44)。
■■■
やはりというか何というか、マニアな方向に走ってしまうのが難しいところですね。。。
ま、せっかく書いたのでこのままアップしてみます。
という事で、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
今日は何となく、全体としてテーマがまとまっている文章ではなく、twitterのような比較的短い内容を雑多に書き連ねたものを書きたくなったので、実験的にやってみます。ではスタート!
■ネット時代
ネット時代になって、情報に取り残される事が増えた気がする。でも、情報ってそんなに早く消費しないといけないものなのかな?とか。ただ、ネット時代になって、後からでもニュースそのものを直接確認できるのは良いですね。
■バガボンド31
で、今更のお話。久しぶりに漫画を見に行ったら新刊が出ていた。お杉婆さんに萌える。又八は、母性とどう相対するか、という問題を提示しているのかも?母性は教育などとも密接に関わって来るので、男としても他人事ではなく、なかなか難しいものです。。
■収納スペース
あと7巻ぐらいで終わると丁度いいのですが、ただ、ずっと読んで来ただけに、もし終わるとなると寂しいです。
■ラストシーン
ちなみに、吉川英治「宮本武蔵」(講談社歴史時代文庫)の締め。
波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚(ざこ)は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を、水のふかさを。(p.369)
■ついでに「三国志」(同上)
三国は、晋(しん)一国となった。(p.413)
■「三国志」篇外余録を除くと
定軍山に孔明が葬られた描写に続いて。
「松ニ古今ノ色無シ」相響き相奏(かな)で、釈然と醒(さ)めきたれば、古往古来すべて一色、この輪廻(りんね)と春秋の外ではありえない。(p.370)
■で、連想した作品
漢詩だと「年々歳々花相似、歳々年々人不同」で、和歌だと「松も昔の友ならなくに」「我が身一つはもとの身にして」になる辺りが興味深いですね。詳しい評価は専門家にお任せしますが。
■そういえば「レッドクリフ」
映画の中で、曹操が小喬を想いながら「短歌行」を吟じるシーンがあるのだとか。で、もともとは人材コレクター病の曹操が、いかつい武将を想い浮かべながら詠んだ作品なのに...なんて怒っていた方が。ま、微妙なギャグとして軽く流しましょうぜ。
■短歌行
漢詩の善し悪しが解るほど詳しくないのですが、「赤壁賦」にも引用されるこの曹操の作品は「出来過ぎ」じゃないかと思い続けて早幾年。ただ、曹操の人生を追うと、その「いかにも」な感じがぴったり来る気はします。面白い人です(と気軽に言うのも何ですが)。
■その他の有名作品
他に三国志関連で有名なのは曹植「七歩の詩」辺りかな。本是同根生(もとこれ同根より生ず)、と殺意剥き出しの兄に訴える作品。あと、詩ではないけど「出師の表」は有名ですね。臣亮申す、先帝創業未だ半ばならずして中道に崩殂す、今天下三分して益州疲弊す、これ誠に危急存亡の秋なり・・・で、幾つになってもこの先が覚えられないのが哀しいところ。
■共通の忌日
ちなみに、曹操と同じ日に亡くなった古代の有名人が西洋にいます。曹操が亡くなったのは建安25年1月23日。西暦で言うと220年3月15日。そして3月15日に気を付けるべきだった人物の名はもちろん、ガイウス・ユリウス・カエサル(〜B.C.44)。
■■■
やはりというか何というか、マニアな方向に走ってしまうのが難しいところですね。。。
ま、せっかく書いたのでこのままアップしてみます。
という事で、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
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ゲーム・ミュージック完結編
違う事を書いても良かったのですが、とりあえずキチンと締めておきましょうという事で。今日はゲーム・ミュージックについての体験や考察などを、前々回に続いて簡単にまとめておきます。
・ドラクエの演奏
いきなり動画の紹介から。エレクトーンで、ドラクエ4の5章フィールドの曲などを演奏しておられます。個人的には特に9分過ぎからが好印象でした(というか、演奏している方には申し訳ないですが、思わず噴き出してしまいました(苦笑))。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3592946
高音質バージョン(重い)
ドラクエの曲をアレンジしようと試みた時に、やはりロック調というのは少し難しいです。自分も色々と考えてみたのですが、オケに親和性があるという先入観があり、そして実際に作品としてそれが実証されている以上は(「交響組曲」シリーズ)、なかなか厳しいものがあります。もちろん、例えばイングヴェイがクラシックを弾いていた様な感じで演奏するとか、手が無いわけではないのですが、残念ながらFFと比べると普通のバンド形式での難易度は高くなってしまうという印象でした。
ちなみに、FFはゲーム音そのままのサントラが出ているのですが、ドラクエの場合は(特に初期のファミコン時代は)実際のゲームのダイジェストのような音源しかないみたいで。つまり、曲ごとに分かれておらず、効果音が適宜挿入されてしまう為に、特定の曲を落ち着いて聴けない点が残念だなぁと思ったのでありました。最近のドラクエ9などはゲーム音そのままを一曲ずつ聴けるサントラが出ているみたいですが、特に旧作で一曲ごとのサントラが出て欲しいなぁと。
ファミコン時代って、自分がプレイしていないのに記憶に残っているゲームの曲って案外多いんですよね。どこで聞いたのか良く分からない、何のゲームなのかすらも良く分からない曲でも、何故か知っていたりするわけで。そうした音源をもっと気軽に聴けるようになって欲しいものですが、「まず隗より」という感じで、ドラクエが率先して行動して欲しいなぁ・・・などと思うのでありました。
・CDを大人買いしてみました
そんなわけで、泣く泣くドラクエは諦めて、FFのサントラを大人買いしてみました。オリジナルの1〜5と、プレステに移植された1と2、DSに移植された3と4という構成です。
特に面白かったのが、ファミコン時代と後に移植されたものとの違いです。ファミコン時代は3音で曲が成り立っていたので、豊富に音が使えるようになってアレンジがどう変わるのか?と期待しながら聴きました。
で、前もって大まかなアレンジを考えていた曲で特に強く実感したのは、やはり相当に考えて作られているなぁ・・・と。プロのお仕事をこんな風に言っては失礼になるかもしれませんが、飛びぬけて高いゲームの知名度とそれに伴うプレッシャーがある中でこれだけの仕事ができるのは、何とも凄いし羨ましい事です。
そんな感じでアレンジは概ね良好だったのですが、ファミコン時代の曲を見直す気持ちになった事もありました。それは例えばダンジョンの曲などですが、ファミコンの音源の響きを上手く使って、不気味な雰囲気を醸し出せるような曲作りをされていたのだなぁと。音が少ないとマイナス面ばかりを考えてしまいますが、限定された材料をいかに上手く使いこなすか、という点では、かつてのファミコン時代の方が優れた作品が多かったかもしれませんね。
そういえば、今これを書いていて思い出した事。人から聞いた話で信憑性は分かりませんが、とある戦闘曲(確かFF3)のドラム部分は、意図的に生じさせたノイズ音なのだとか。音数を補う為の工夫、と一言で済ませると怒られてしまうぐらいに激的な発想の転換があったのでしょうね。
もう一つ印象深かったのは、シリーズの曲を時系列に沿って一気に聴く事で、作曲の植松さんの傾向や変化などをしっかり感じられたのが良かったなぁと。どうしてもゲーム中はゲームそのものに意識が行くので、曲によってはほとんど記憶に残っていないものもあったのですが、それらを落ち着いて聴けて面白かったです。植松さんはメロディーをいかに聴かせるか、という点が繊細だなぁと。
どうでもいいような発見もいくつかありましたが、例えばFF3の「クリスタルタワー」とFF4の「飛空挺」は出だしのメロディが同じだなぁ〜とか(キーは3度違いますが)。ゲームの話を書く切っ掛けになったSaGa2の曲とFF3の曲はいくつか親和性があるなぁとか。じっくり聴いてみると、色々と面白いものが見えて来て楽しいですね。
・演奏動画の傾向と対策
YouTubeやニコニコ動画で演奏しておられる方々は心底それらのゲームが好きで、心から楽しんで演奏しておられるのでしょうし、それはとても大事な(プロですら、プロであるが故に忘れ易い)事だと思います。なので、マイナス部分を指摘するのは野暮だと思うのですが、ただ、「勿体ないなぁ」というか、「ここを直せばもっと良くなるのに」と思う作品がいくつもあったので、一応ここで書き残しておきます。
具体的に改善点を指摘できるほどこの道に秀でているわけではないので、抽象的な注文になりますが。傾向としては、アレンジという点で得意な楽器(音)と不得手なものとの差が感じられる事。それから、音を出し過ぎる事でしょうか。どちらも改善には地道な努力が必要なので難しいですが、前者は色んな楽器の音に触れる事、後者はゴースト・ノートなどを意識する事、それから両者ともに曲をトータルで見た時のバランスを心掛ける事、などが対策として考えられると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=1vuHwwWehjs
ちなみに、個人的にバランスが良いなぁと思ったのはこの方↑。FF1〜2のメドレーなのですが、ギターの演奏はもちろん、アレンジという点でも各楽器の持ち味が出ている上に発想が面白いです。ダンジョン(1)→カオスの神殿(1)→生き返りの間(2)→カオスの神殿(1)→パンデモニウム城(2)と曲を重ねているのですが、自分もこういうのをやりたいなぁと思わせるような演奏は良いですね。
・古代祐三さんの作品
さて、ゲーム・ミュージックの事を調べていると、色んなところでこの方の名前を目にしました。で、作品を聴いてみたいと思いつつ・・・。
何というか、あまり厳密に考えてなくても良いのでしょうけれど、ゲームの曲はやっぱり最初はゲームを通して聴きたいな〜と思ってしまうもので。実は上記大人買いでのFF移植バージョンも購入を少し躊躇したのですが、まぁ曲自体を知らないわけではないし・・・などと言い訳をこそこそ呟きながら購入しました(苦笑)。
でも、今更「ソーサリアン」をやるのは厳しそうですし(難しそうだから(苦笑))、「イース」は機会があればと思いながらも結局今までやらずに来たしなぁ・・・などと悩んでおりました。で、悩みながら色々と調べていたら、古代さんの作品の中でも名曲と名高いこの曲↓は、どうやら「イース2」のオープニング曲なのだとか。じゃあ、ゲームを始めてすぐに聴けるんだから良いか、と、何が良いんだかよく分からない言い訳もそこそこに聴いてみました(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=iMWUyK05uhs
ニコニコ動画はこちら。
最初は一応PC88版(?)の音を聴いたのですが(「音源フリー宣言」って良いですね)、この頃はFM音源とSSGで6音だったか。やはり苦しい制約の中で工夫する楽しみを味わえた時代の曲ですが、ゲームをプレイする人の気持ちを盛り上げるように上手く作られていますね。人気が高いのも納得です。
で、紹介した動画ですが・・・。かぶりものや小芝居の事はさておいて(笑)、この動画に至るまでに初投稿、Ver.1.5、Ver.1.7を経ています。過去の演奏と比べられるのは面白いと思うので、このまま消さずに残しておいて欲しいものです。
演奏の技術面では、正直に言うとまだまだ課題が残ります。Ver2.xになってかなり改善されましたが、それまでの演奏は聴くのが辛い箇所も一部ありました。ただ、「この曲をもっと上手く弾けるようになりたい!」という気持ちが伝わってくる事と、それから出したい音の方向性が明確なので、今後が楽しみですね。こうした長所を大事にして欲しいものです。
・まとめ
という感じで、駆け足で自分のゲーム・ミュージック体験を紹介してみました。最後に、自分が特に面白いと思った二点を書いてまとめにします。
一つ目は、何度が触れていたようにアレンジの楽しさ。これは、音源の性能に限界があって作曲者が苦労した時代の曲ほど楽しいという、製作者の方々には非常に申し訳ない傾向がありますが(苦笑)、自分でアレンジを考えたり、あるいは最新のゲーム機に移植された音源でアレンジの違いを楽しむというものです。
二つ目は、演奏する楽しさ。実際に色んな方が演奏しておられる動画を紹介して来ましたが、改めて考えてみると、ゲーム・ミュージックって案外ジャム・セッション向きだなぁ〜と。1分ほどでループする構成、メロディ重視の作りなど、そうした傾向を考えると確かに納得がいきますね。
あまり知らないのに言うのも何ですが、ゲーム機の性能が上がるにつれて、ポピュラー・ミュージックがゲーム・ミュージックにもどんどん進出している印象があります。敢えて言えば、アニメの主題歌にJ-POPを大々的に起用した傾向と似た感じを受けるのですが(ちなみに、これは批判ではないです。念のため。)、逆方向の矢印ももっと活発になったら面白いのになぁ〜と。そんな呟きでもって締めにしたいと思います。
以上、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。
・ドラクエの演奏
いきなり動画の紹介から。エレクトーンで、ドラクエ4の5章フィールドの曲などを演奏しておられます。個人的には特に9分過ぎからが好印象でした(というか、演奏している方には申し訳ないですが、思わず噴き出してしまいました(苦笑))。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3592946
高音質バージョン(重い)
ドラクエの曲をアレンジしようと試みた時に、やはりロック調というのは少し難しいです。自分も色々と考えてみたのですが、オケに親和性があるという先入観があり、そして実際に作品としてそれが実証されている以上は(「交響組曲」シリーズ)、なかなか厳しいものがあります。もちろん、例えばイングヴェイがクラシックを弾いていた様な感じで演奏するとか、手が無いわけではないのですが、残念ながらFFと比べると普通のバンド形式での難易度は高くなってしまうという印象でした。
ちなみに、FFはゲーム音そのままのサントラが出ているのですが、ドラクエの場合は(特に初期のファミコン時代は)実際のゲームのダイジェストのような音源しかないみたいで。つまり、曲ごとに分かれておらず、効果音が適宜挿入されてしまう為に、特定の曲を落ち着いて聴けない点が残念だなぁと思ったのでありました。最近のドラクエ9などはゲーム音そのままを一曲ずつ聴けるサントラが出ているみたいですが、特に旧作で一曲ごとのサントラが出て欲しいなぁと。
ファミコン時代って、自分がプレイしていないのに記憶に残っているゲームの曲って案外多いんですよね。どこで聞いたのか良く分からない、何のゲームなのかすらも良く分からない曲でも、何故か知っていたりするわけで。そうした音源をもっと気軽に聴けるようになって欲しいものですが、「まず隗より」という感じで、ドラクエが率先して行動して欲しいなぁ・・・などと思うのでありました。
・CDを大人買いしてみました
そんなわけで、泣く泣くドラクエは諦めて、FFのサントラを大人買いしてみました。オリジナルの1〜5と、プレステに移植された1と2、DSに移植された3と4という構成です。
特に面白かったのが、ファミコン時代と後に移植されたものとの違いです。ファミコン時代は3音で曲が成り立っていたので、豊富に音が使えるようになってアレンジがどう変わるのか?と期待しながら聴きました。
で、前もって大まかなアレンジを考えていた曲で特に強く実感したのは、やはり相当に考えて作られているなぁ・・・と。プロのお仕事をこんな風に言っては失礼になるかもしれませんが、飛びぬけて高いゲームの知名度とそれに伴うプレッシャーがある中でこれだけの仕事ができるのは、何とも凄いし羨ましい事です。
そんな感じでアレンジは概ね良好だったのですが、ファミコン時代の曲を見直す気持ちになった事もありました。それは例えばダンジョンの曲などですが、ファミコンの音源の響きを上手く使って、不気味な雰囲気を醸し出せるような曲作りをされていたのだなぁと。音が少ないとマイナス面ばかりを考えてしまいますが、限定された材料をいかに上手く使いこなすか、という点では、かつてのファミコン時代の方が優れた作品が多かったかもしれませんね。
そういえば、今これを書いていて思い出した事。人から聞いた話で信憑性は分かりませんが、とある戦闘曲(確かFF3)のドラム部分は、意図的に生じさせたノイズ音なのだとか。音数を補う為の工夫、と一言で済ませると怒られてしまうぐらいに激的な発想の転換があったのでしょうね。
もう一つ印象深かったのは、シリーズの曲を時系列に沿って一気に聴く事で、作曲の植松さんの傾向や変化などをしっかり感じられたのが良かったなぁと。どうしてもゲーム中はゲームそのものに意識が行くので、曲によってはほとんど記憶に残っていないものもあったのですが、それらを落ち着いて聴けて面白かったです。植松さんはメロディーをいかに聴かせるか、という点が繊細だなぁと。
どうでもいいような発見もいくつかありましたが、例えばFF3の「クリスタルタワー」とFF4の「飛空挺」は出だしのメロディが同じだなぁ〜とか(キーは3度違いますが)。ゲームの話を書く切っ掛けになったSaGa2の曲とFF3の曲はいくつか親和性があるなぁとか。じっくり聴いてみると、色々と面白いものが見えて来て楽しいですね。
・演奏動画の傾向と対策
YouTubeやニコニコ動画で演奏しておられる方々は心底それらのゲームが好きで、心から楽しんで演奏しておられるのでしょうし、それはとても大事な(プロですら、プロであるが故に忘れ易い)事だと思います。なので、マイナス部分を指摘するのは野暮だと思うのですが、ただ、「勿体ないなぁ」というか、「ここを直せばもっと良くなるのに」と思う作品がいくつもあったので、一応ここで書き残しておきます。
具体的に改善点を指摘できるほどこの道に秀でているわけではないので、抽象的な注文になりますが。傾向としては、アレンジという点で得意な楽器(音)と不得手なものとの差が感じられる事。それから、音を出し過ぎる事でしょうか。どちらも改善には地道な努力が必要なので難しいですが、前者は色んな楽器の音に触れる事、後者はゴースト・ノートなどを意識する事、それから両者ともに曲をトータルで見た時のバランスを心掛ける事、などが対策として考えられると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=1vuHwwWehjs
ちなみに、個人的にバランスが良いなぁと思ったのはこの方↑。FF1〜2のメドレーなのですが、ギターの演奏はもちろん、アレンジという点でも各楽器の持ち味が出ている上に発想が面白いです。ダンジョン(1)→カオスの神殿(1)→生き返りの間(2)→カオスの神殿(1)→パンデモニウム城(2)と曲を重ねているのですが、自分もこういうのをやりたいなぁと思わせるような演奏は良いですね。
・古代祐三さんの作品
さて、ゲーム・ミュージックの事を調べていると、色んなところでこの方の名前を目にしました。で、作品を聴いてみたいと思いつつ・・・。
何というか、あまり厳密に考えてなくても良いのでしょうけれど、ゲームの曲はやっぱり最初はゲームを通して聴きたいな〜と思ってしまうもので。実は上記大人買いでのFF移植バージョンも購入を少し躊躇したのですが、まぁ曲自体を知らないわけではないし・・・などと言い訳をこそこそ呟きながら購入しました(苦笑)。
でも、今更「ソーサリアン」をやるのは厳しそうですし(難しそうだから(苦笑))、「イース」は機会があればと思いながらも結局今までやらずに来たしなぁ・・・などと悩んでおりました。で、悩みながら色々と調べていたら、古代さんの作品の中でも名曲と名高いこの曲↓は、どうやら「イース2」のオープニング曲なのだとか。じゃあ、ゲームを始めてすぐに聴けるんだから良いか、と、何が良いんだかよく分からない言い訳もそこそこに聴いてみました(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=iMWUyK05uhs
ニコニコ動画はこちら。
最初は一応PC88版(?)の音を聴いたのですが(「音源フリー宣言」って良いですね)、この頃はFM音源とSSGで6音だったか。やはり苦しい制約の中で工夫する楽しみを味わえた時代の曲ですが、ゲームをプレイする人の気持ちを盛り上げるように上手く作られていますね。人気が高いのも納得です。
で、紹介した動画ですが・・・。かぶりものや小芝居の事はさておいて(笑)、この動画に至るまでに初投稿、Ver.1.5、Ver.1.7を経ています。過去の演奏と比べられるのは面白いと思うので、このまま消さずに残しておいて欲しいものです。
演奏の技術面では、正直に言うとまだまだ課題が残ります。Ver2.xになってかなり改善されましたが、それまでの演奏は聴くのが辛い箇所も一部ありました。ただ、「この曲をもっと上手く弾けるようになりたい!」という気持ちが伝わってくる事と、それから出したい音の方向性が明確なので、今後が楽しみですね。こうした長所を大事にして欲しいものです。
・まとめ
という感じで、駆け足で自分のゲーム・ミュージック体験を紹介してみました。最後に、自分が特に面白いと思った二点を書いてまとめにします。
一つ目は、何度が触れていたようにアレンジの楽しさ。これは、音源の性能に限界があって作曲者が苦労した時代の曲ほど楽しいという、製作者の方々には非常に申し訳ない傾向がありますが(苦笑)、自分でアレンジを考えたり、あるいは最新のゲーム機に移植された音源でアレンジの違いを楽しむというものです。
二つ目は、演奏する楽しさ。実際に色んな方が演奏しておられる動画を紹介して来ましたが、改めて考えてみると、ゲーム・ミュージックって案外ジャム・セッション向きだなぁ〜と。1分ほどでループする構成、メロディ重視の作りなど、そうした傾向を考えると確かに納得がいきますね。
あまり知らないのに言うのも何ですが、ゲーム機の性能が上がるにつれて、ポピュラー・ミュージックがゲーム・ミュージックにもどんどん進出している印象があります。敢えて言えば、アニメの主題歌にJ-POPを大々的に起用した傾向と似た感じを受けるのですが(ちなみに、これは批判ではないです。念のため。)、逆方向の矢印ももっと活発になったら面白いのになぁ〜と。そんな呟きでもって締めにしたいと思います。
以上、今日はこれにて。
読んで頂いてありがとうございました。

